...ます/\絶望的な蠻勇氣(ばんゆうぎ)を出した...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...頑固に野蠻未開を守護して文三の歸るまでやはり同じ大きな聲でおけさをうたつてゐて貰ひたいと思つて居ます...
江南文三 「相川おけさ」
...亞弗利加蠻族のうちで最も原始的な民族であるブッシュメンは非常に藝術的な民族である...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...私はそんな野蠻な事はきらひです...
太宰治 「お伽草紙」
...野蠻未開國(やばんみかいこく)の中には現(げん)に此風の行はるる所有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...一枚は『――おん藥園へちまの水――』次のは『――南蠻祕法(なんばんひはふ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...中から南蠻物の恐しい毒藥を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...南蠻(なんばん)ではこれをダイヤモンドと申すさうぢや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎の蠻聲(ばんせい)でも道を開いてはくれません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「毒は――南蠻物でなければ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この佛像を賣つた南蠻の商人といふのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...野蠻な……僕は』紳士は對手の權幕に...
萩原朔太郎 「二十三夜」
...野蠻(やばん)な時代(じだい)でも美(うつく)しい石材(せきざい)を他(た)の地方(ちほう)から輸入(ゆにゆう)して使用(しよう)したことがあるばかりでなく...
濱田青陵 「博物館」
...して見れば同じく北方蠻人との交渉から始まり...
原勝郎 「鞦韆考」
...絶望が生んだ蠻性...
平出修 「計畫」
...そんなものはもうみんな英吉利を立退いてもつと自然のまゝに森が生茂つて人氣の少い未開の蠻地へ行つたに違ひないと云ふ悲しい諦(あきら)めを信ずるやうになつたから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ナンバンショは即ち南蠻酒で...
柳田國男 「食料名彙」
...『なぜ笛を鳴らさないんだ?、野蠻人め』と、「レエヌ・ベルト」のラルヴォエルが訊いた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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