例文・使い方一覧でみる「蟆」の意味


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...勃凸も気がついたやうに口(がまぐち)を取り出した...   勃凸も気がついたやうに蟆口を取り出したの読み方
有島武郎 「骨」

...勃凸は耳もかさずに口をひねり開けて...   勃凸は耳もかさずに蟆口をひねり開けての読み方
有島武郎 「骨」

...慌てゝ口から根こそぎ中のものを取り出して...   慌てゝ蟆口から根こそぎ中のものを取り出しての読み方
有島武郎 「骨」

...「どうぞよろしく」勃凸はそれを取り上げると口の底の方に押し込んだ...   「どうぞよろしく」勃凸はそれを取り上げると蟆口の底の方に押し込んだの読み方
有島武郎 「骨」

...口を懐に抛りこんでその上を平手で軽くたゝいた...   蟆口を懐に抛りこんでその上を平手で軽くたゝいたの読み方
有島武郎 「骨」

...子(ぶよ)のたかりましたほどのあともございませんから...   蟆子のたかりましたほどのあともございませんからの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...大蝦(おおがま)の干物とも...   大蝦蟆の干物ともの読み方
泉鏡花 「唄立山心中一曲」

......   の読み方
伊良子清白 「孔雀船」

...傍に一疋の(がま)が今にも躍りあがろうとしているようにしていた...   傍に一疋の蟆が今にも躍りあがろうとしているようにしていたの読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「促織」

...大きな蝦(がま)の上に胡坐(あぐら)をかいて...   大きな蝦蟆の上に胡坐をかいての読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...口の悪い松本の叔父はこの姉妹(きょうだい)に渾名(あだな)をつけて常に大蝦(おおがま)と小蝦(ちいがま)と呼んでいる...   口の悪い松本の叔父はこの姉妹に渾名をつけて常に大蝦蟆と小蝦蟆と呼んでいるの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...驚ろいたな」「蝦を打ち殺すと仰向(あおむ)きにかえる...   驚ろいたな」「蝦蟆を打ち殺すと仰向きにかえるの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...まるで子(ぶよ)でも集(たか)ったようにぎっしり書きこんであった...   まるで蟆子でも集ったようにぎっしり書きこんであったの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...ガルハニが(がま)の脚の搦(ちくじゃく)するを疑いて動物のエレキを発明し...   ガルハニが蟆の脚の搦するを疑いて動物のエレキを発明しの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...由三は殆ど口の底をはたいて昔の女の肖像畫を購取ツた...   由三は殆ど蟆口の底をはたいて昔の女の肖像畫を購取ツたの読み方
三島霜川 「昔の女」

...海狗(オットセイ)や蝦(がま)同様...   海狗や蝦蟆同様の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...雁(がん)が飛べば蝦(がま)も飛びたがる...   雁が飛べば蝦蟆も飛びたがるの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...蝦の口から出る滝壺は暗かったが池には大きな鯉がいた...   蝦蟆の口から出る滝壺は暗かったが池には大きな鯉がいたの読み方
宮島資夫 「四谷、赤坂」

「蟆」の読みかた

「蟆」の書き方・書き順

いろんなフォントで「蟆」


ランダム例文:
エマルジョン   静和   抱き込み  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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