...この扉にはしっかりとした蝶番がついています...
...作業用のテーブルには蝶番を取り付けて、角度を調整できるようにしました...
...蝶番を外すためには、専用のドライバーが必要です...
...簾の下部に蝶番を取り付けて、自由に開閉できるようにしました...
...蝶番が錆びているので、新しいものに交換しようと思っています...
...錠前も閂もいじらずに唯ドアの蝶番(ちょうつがい)を外す...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...蝶番(てふつがひ)の如く軋(きし)り...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...蝶番のところに幅一寸ほどの縦に長い隙間ができる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...舵板(ラダー)の蝶番には長海松(ながみる)が少しばかり絡みつき...
大阪圭吉 「死の快走船」
...戸は一つの蝶番(てふつがひ)で保(も)つてゐる...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...妻戸の蝶番(ちょうつがい)が損じて扉が一枚外(はず)れかゝっているのに気がつき...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...何と云うきしむ戸だい! この店にも店自身に緊着(くっつ)いてるこの蝶番いのように錆びた鉄っ片れは他にありゃしねえよ...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...それは玄関の戸の蝶番(ちょうつがい)の音らしいものでした...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...「木戸の蝶番(ちょうつがい)に油を注(さ)して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...意気地無くも膝の蝶番(ちょうつがい)が崩れて...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...二つの蝶番(ちょうつがい)で...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...腰をぬかさぬようにそのへんの蝶番をしっかりと留めておけ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いい加減に紐で結わえてある蝶番の具合がよくないため...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...縁(ふち)と蝶番(てふつがひ)の処とは勿論...
森鴎外 「金貨」
...どこかの開き戸の蝶番(ちょうつがい)の弛(ゆる)んだのが...
森鴎外 「心中」
...鉄の蝶番(ちょうつがい)など...
柳宗悦 「全羅紀行」
...蝶番(ちょうつがい)も釘(くぎ)もゆるんでいるし...
山本周五郎 「ひとでなし」
...壁に蝶番(ちょうつが)いがついていて開(あ)くのである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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