例文・使い方一覧でみる「蜿蜒」の意味

...蜿蜒（えんえん）として... 蜿蜒としての読み方
モオパッサン秋田滋訳「狂女」

...蜿蜒（えんえん）と続いて流れ込んでいく夥（おびただ）しい棺桶の列と家具の流れ... 蜿蜒と続いて流れ込んでいく夥しい棺桶の列と家具の流れの読み方
海野十三「宇宙尖兵」

...東の方（かた）数哩（マイル）の谿（たに）から野にかけて蜿蜒（えんえん）と拡がる其の影の巨（おお）きさ！　誠に... 東の方数哩の谿から野にかけて蜿蜒と拡がる其の影の巨きさ！　誠にの読み方
中島敦「光と風と夢」

...やがて蜿蜒（（ゑんえん））たるもとの姿にかへつたが... やがて蜿蜒）たるもとの姿にかへつたがの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー　Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」

...蜿蜒（えんえん）十数里にわたって今もなお大東京の地下を蜘蛛の巣のように這っているのである... 蜿蜒十数里にわたって今もなお大東京の地下を蜘蛛の巣のように這っているのであるの読み方
久生十蘭「魔都」

...その蜿蜒（えんえん）たる黒い流れは... その蜿蜒たる黒い流れはの読み方
吉川英治「上杉謙信」

...ただ蜿蜒（えんえん）と悠久な姿を見せている... ただ蜿蜒と悠久な姿を見せているの読み方
吉川英治「三国志」

...ほどなく徐州へ向けて蜿蜒（えんえん）と輸送されて行った... ほどなく徐州へ向けて蜿蜒と輸送されて行ったの読み方
吉川英治「三国志」

...その態（てい）を見るに――蜿蜒（えんえん）... その態を見るに――蜿蜒の読み方
吉川英治「三国志」

...祁山（きざん）の西にあたる山岳地帯を蜿蜒（えんえん）と行軍していた... 祁山の西にあたる山岳地帯を蜿蜒と行軍していたの読み方
吉川英治「三国志」

...蜿蜒（えんえん）と長い列だった... 蜿蜒と長い列だったの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...蜿蜒（えんえん）と百足虫（むかで）のような長い柵（さく）を結（ゆ）い廻しにかかった... 蜿蜒と百足虫のような長い柵を結い廻しにかかったの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...堤は蜿蜒（えんえん）と長いが... 堤は蜿蜒と長いがの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...陸路にも軍勢が蜿蜒（えんえん）と東進していた... 陸路にも軍勢が蜿蜒と東進していたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...何くわぬ行装（ぎょうそう）のもとに蜿蜒（えんえん）と城へさしてゆく... 何くわぬ行装のもとに蜿蜒と城へさしてゆくの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...炎日の労働蟻（ろうどうあり）が蜿蜒（えんえん）と... 炎日の労働蟻が蜿蜒との読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...凱歌に沸く蜿蜒（えんえん）の列を作（な）して――... 凱歌に沸く蜿蜒の列を作して――の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...駿河台（するがだい）から蜿蜒（えんえん）と下町へのびた火は... 駿河台から蜿蜒と下町へのびた火はの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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