...倭迹迹姫命に遇いし大物主ノ神が、蛇の形を示し、姫の驚きしを見て、忽ち美しき壮夫に化せしと、弟日姫子に遇いし神が、人身蛇頭にして、山上の沼壅に臥し、弟日姫子の来るを見て、忽ち化して人となりしと、大物主ノ神が御諸の山上に住み、此蛇が褶振峰の上に棲みしと、其趣の大に似たるは、云うまでも無く、茨城の哺臥時之山に上りし蛇神も、其父の神婚の方法に於て、全く此等の蛇神と異ること無し...
高木敏雄 「比較神話学」
...やはりあの万蛇頭のメデウサであらう...
太宰治 「お伽草紙」
...やはりあの萬蛇頭のメデウサであらう...
太宰治 「お伽草紙」
...侍が「蛇頭形」と...
直木三十五 「南国太平記」
...島民一同の自慢の種子である蛇頭の真赤な大戦舟を作ったのも...
中島敦 「南島譚」
...髪あまた蛇頭する面振り君にもの云ふ我ならなくにメヅウサはもとは美しい女であつたが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...今ではただ一つだけ残った蛇頭は...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...さながら怒った蛇頭(じゃとう)のようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...室宿は蛇頭天に属す...
南方熊楠 「十二支考」
...この蛇頭に大地を戴く...
南方熊楠 「十二支考」
...蛇頭は男子を強力...
南方熊楠 「十二支考」
...長(たけ)寸ばかりの小蛇頭に両角あるを産す...
南方熊楠 「十二支考」
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