...心臓発作が起こり、今にも虫の息になりそうだった...
...交通事故にあった彼は、救急車で運ばれてきた時にはすでに虫の息だった...
...絶望的な状況で彼はひとり虫の息のように生き延びた...
...高熱を出した子どもは、病院に運ばれる寸前で虫の息になってしまった...
...アレルギーによる喘息発作で、彼は虫の息になる寸前まで苦しんだ...
...わが歌姫赤星ジュリアはパッタリ舞台に倒れて虫の息となってしまった...
海野十三 「恐怖の口笛」
...彼は穴の奥で三日間は虫の息で...
太宰治 「お伽草紙」
...虫の息のような細い声で憐れみを乞うた...
谷崎潤一郎 「少年」
...傷は浅いぞ」血に染った陳君は虫の息で...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...虫の息で倒れている人の傍へ寄って見て...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう虫の息になっていたというのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お菊が帰ったときはまだ虫の息があり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お菊が歸つたときはまだ虫の息があり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...最早虫の息もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...虫の息で彼等は横(よこた)わっているのであった...
原民喜 「夏の花」
...旦那方がおいでになるまでは地面にくらいついても虫の息をつなごうと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あきらめて引きとりますが、最後に、ひとこと申しあげたいことがあります」「…………」「あなたには意外なことかも知れませんが、六平が死んだというのは嘘で、虫の息ながら、まだ息が通っているんです...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...男は虫の息である...
火野葦平 「花と龍」
...内心の内心には(このような独語の中でも)「まさか殺されはせまい」の推察が虫の息で活きている...
山田美妙 「武蔵野」
...虫の息の三人...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...畜生ッ』虫の息で...
吉川英治 「篝火の女」
...と虫の息をもらしていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ふた間ほど隔てた一室から見直していると――まだ虫の息ほどな余命をもっていたらしく――かれの最初斃れたところにその姿はなく...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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