...虎の巻を読む。 (tora no maki wo yomu) - Read "Tiger scroll"....
...この本は虎の巻だ...
...虎の巻を書く。 (tora no maki wo kaku) - Write a "Tiger scroll"....
...彼は虎の巻の大家だ...
...名物料理が書かれた虎の巻がある...
...要領を掴める虎の巻と称しても...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...なるほど操縦虎の巻と書いた小さな本があった...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...探偵術の虎の巻です...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...画法のプリミチヴな虎の巻を...
太宰治 「人間失格」
...バチラーさんの辞書と永田方正さんの『北海道蝦夷語地名解』を唯一の虎の巻として...
知里真志保 「アイヌ語学」
...書入れをしたり仮名(かな)をつけたりして、やっと読むことのできる語録を二三冊持っていることが、和尚の虎の巻で、それを取り上げてしまえば、水をあがった河童(かっぱ)同様で、講義も提唱もできないのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...試験勉強の虎の巻のようなものだが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...『官吏試験集』というあやしげな虎の巻を買ってきて...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...高級官吏試験虎の巻...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...学課は虎の巻をうつして行つて...
平山千代子 「転校」
...一冊一冊大体発行年代と定価見くらべて虎の巻を出して字引のようにして買い値をきめてゆきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼らはそれぞれ何かの本を虎の巻としていた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あらゆる軍人たちの虎の巻でなければならないだろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...随ってその頃の新聞に出た「今晩の語物」は女義党の虎の巻...
山本笑月 「明治世相百話」
...我日本の性研究の或者が唯一の虎の巻として居る『性の心理』の著者ハヴェロック・エリスは...
山本宣治 「婦人雑誌と猫」
...現代の所謂(いわゆる)常識や科学知識の如何なる虎の巻を引(ひっ)くり返して来ても到底歯が立ちそうにない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...呉子(ごし)が武候(ぶこう)に与えた兵法の虎の巻にある一項で...
吉川英治 「江戸三国志」
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