...胸をさわがせながら茫然として...
有島武郎 「潮霧」
...默(もだ)しつゝ唯茫然とわれこゝに佇みきけば...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「よそ人のあざむが如く」
...茫々と果しなく煙っていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...茫々たり、たゞ茫々たり、何物もなし、何物もなし...
種田山頭火 「其中日記」
...茫々として...
種田山頭火 「其中日記」
...一方は茫々(ぼうぼう)たる平原さ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...これは素晴しい」茫漠とした感情の中から...
外村繁 「澪標」
...薄暗い茫漠(ぼうばく)たる悲しみだった……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...騎兵の茫漠(ぼうばく)たる遠い疾駆の音...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...白雲はただ蒼茫(そうぼう)たる行手の方のみを...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分はしばらく茫然(ぼうぜん)として兄の顔を打ち守っていた...
夏目漱石 「行人」
...錢形の」「?」平次は茫漠(ばうばく)とした顏を擧げました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...茫々とした草原に細い白い路が走っていて...
原民喜 「美しき死の岸に」
...茫漠と煙った海原に降り注いでいる太陽の明るさなどを見ていると...
北條民雄 「いのちの初夜」
...フェリックスが暫(しばら)く茫然(ぼうぜん)としていたが...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...西の嶽に沒してしまふとその後の東の峰の色はうす紫に茫つと霞がかつたやうで...
吉江喬松 「山岳美觀」
...聞く者みな茫然としてしまった...
吉川英治 「三国志」
...茫然(ぼうぜん)と気ぬけのしてゆく...
吉川英治 「鳴門秘帖」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
