...「首引き続きですね」と言って話の続きを促す...
...彼女の首引きについて、どう思いますか?...
...首引の作業中に怪我をしないように十分に注意してください...
...今回のプロジェクトでは、首引がすべての作業に先立って行われる必要があります...
...その会社の問題解決方法は、いつも首引きに始まると聞いています...
...一首一首引き抜いて見ないで全体として見るような傾向になって来た...
石川啄木 「一利己主義者と友人との対話」
...厚い辞書と首引をしてゐる姿をよく見ました...
土田耕平 「騎士屋」
...某氏はベデカの案内記と首引で一々引き合わして説明してくれたので大いに面白かった...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...室内の「死んだ自然(ナチュール・モルト)」と首引をするのも勿體ないやうな氣がした...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...そして初心者は何々示蒙などいう仮名交りの解釈と首引して調べたものである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...折々字引と首引(くびッぴき)をしたこともないではなかった...
永井荷風 「十六、七のころ」
...一 小説家たらんとするもの辞典と首引(くびびき)にて差支なければ一日も早くアンドレエ・ジイドの小説よむやうにしたまへかし...
永井荷風 「小説作法」
...加速度の夕闇が四辺を閉ざす頃は、小屋に帰って、膝や顔を焦がしそうに、火と首引きする...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...負けて勝つ心を知れや首引(くびひ)きのかちたる人の仆(たふ)るゝを見よジャンケンで勝負を決するのも同様である...
新渡戸稲造 「自警録」
...姓名学の本などと首引きをした...
火野葦平 「花と龍」
...唯(ただ)その字引と首引(くびっぴき)で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...新聞も漢語字引と首引(くびっぴき)で漸く読み覚えたという人だから...
二葉亭四迷 「平凡」
...古本と首引(くびぴき)して瞑想するばかりで...
二葉亭四迷 「平凡」
...辞書と首引きでプラトンを読んだり...
三木清 「読書遍歴」
...」染川の条には歌が四首引いてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...筆のそつ首引つこ抜き...
森鴎外 「細木香以」
...後にこの兄弟の山が綱を首に掛けて首引きをした時に...
柳田國男 「日本の伝説」
...源氏物語を湖月抄と首引(くびびき)で読んで其(その)質問で予の友人を困らせた程の※心家だ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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