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大江鉄麿 「懐」
...一把の薪一俵の炭をも労を惜しまないで...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...北山薪炭(きたやましんたん)の前へ...
竹久夢二 「玩具の汽缶車」
...娘さんは薪(まき)を持ち出し...
太宰治 「富嶽百景」
...特別に餘分の水や薪丸太を取つて來べき場合には(if more water was to be fetched, or more logs of wood)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...表町(おもてちょう)で小さい家(いえ)を借りて、酒に醤油(しょうゆ)、薪(まき)に炭、塩などの新店を出した時も、飯喰(く)う隙(ひま)が惜しいくらい、クルクルと働き詰めでいた...
徳田秋声 「新世帯」
...古い十能を取上げて湿った薪(たきぎ)の上に灰をかぶせ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わき目もふらずに薪をこしらえている...
中里介山 「大菩薩峠」
...用意の薪(まき)で殴って逃げただけでございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...薪を教室へ運び始めた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...このごろの夏の雨にしめりつづけてたきつけにくい薪のこと...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...四世薪水(しんすゐ)が果して大功記を演じたか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二人を焚(や)き殺す筈の薪(たきぎ)の火は神の息に消える...
森鴎外 「魔睡」
...平日の薪採(たきぎと)りが十分で...
柳田國男 「地名の研究」
...薪屋にはちょうど赤ん坊がいたんで...
山本周五郎 「季節のない街」
...そこに積んであった薪を片づけて...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...足の下に積み上げられた薪から燃え上る焔と煙に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...坊主ともある者が」「なにッ」薪(まき)へ油である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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