...それだのに男の手に薪ざつ棒を見ると...
薄田泣菫 「茶話」
...乾いた薪を少しく積み上げ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...わが海岸に食糧薪水をもとめて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...異國船はもはや食糧薪水を得たためか間もなく沖合から姿を消してしまつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...」「薪には、ほんとに不自由しておりますから、たいへん助かりますけれど、それにしても、あれを薪に割るのは、容易ではございますまい...
豊島与志雄 「古木」
...ディーニュでは薪(まき)がきわめて高かったので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大きな薪(まき)がぱちぱちと音を立てて暖炉の中で燃えていました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...炭や薪のある家へやってみたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...薪なら少し位わけてやるよ...
原民喜 「小さな村」
...馬車が薪だの大小さまざまの鶏舎(とや)だのの積みかさねてある狭くるしい庭へ入ると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...母が薪を村外に積ましめ...
南方熊楠 「十二支考」
...「――薪小屋の前であの人に抱かれたとき...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...薪山(たきぎやま)以来...
吉川英治 「新書太閤記」
...炉の中の薪は蚊いぶしになる...
吉川英治 「新書太閤記」
...薪(まき)を割る者だの...
吉川英治 「親鸞」
...薪(タキギ)ニ枕シ...
吉川英治 「平の将門」
...焔をゆたぶられた松薪(たきぎ)の火...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...きょうまで臥薪(がしん)してきたのか?そう問いたいのであった...
吉川英治 「源頼朝」
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