...どうも葱嶺(さうれい)の西からでも来た人間らしい...
芥川龍之介 「酒虫」
...その西は遥かに世界の屋根葱嶺(パミール)に至るまでのいわゆる支那トルキスタンの地方は...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...「葱嶺(そうれい)を逾(こ)ゆるに毒風肌を切り...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...「毒風肌を切る」葱嶺(パミール)をこえるに当って...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...『隋書』に〈女国は葱嶺(そうれい)の南にあり...
南方熊楠 「十二支考」
...阿耨達池(あのくだっち)やすべて葱嶺(パミール)から南東の山の上の湖(みずうみ)は多くは鏡(かがみ)のように青く平(たい)らだ...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
...たとえばそれは葱嶺(パミール)の氷(こおり)や辛度(しんど)の流(なが)れや流沙(るさ)の火やでいっぱいなようなものだ...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??