...茲にはじめて耒耜ありと...
高木敏雄 「比較神話学」
...しかしその平野は凡(すべ)て耒耜(らいし)が加えられている...
永井荷風 「日和下駄」
...然らずともこれに耒耜を加うるに躊躇(ちゅうちょ)しない...
永井荷風 「日和下駄」
...天子自ら耒耜(らいし)を載せ給ひて諸侯を従へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...憂(うれ)ひあるものも無(な)いものも等(ひと)しく耒※(らいし)を執(と)つて各(おの/\)其(そ)の處(ところ)に就(つ)いた...
長塚節 「土」
...耒耜を施すものが次第にあらはれて來たことは...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...同じく弱耒の春睡の詩には...
原勝郎 「鞦韆考」
...七年の苦学を無にして田夫野人(でんぷやじん)と共に耒鋤(らいじょ)を執(と)り...
福田英子 「妾の半生涯」
...次に『新撰字鏡』には「、公換反、耒金、田器、太々良」とある...
柳田國男 「地名の研究」
...耒耨に從ふを許されず...
横瀬夜雨 「花守」
...耒陽県(らいようけん)の県令の職がひとつ空(あ)いておる...
吉川英治 「三国志」
...耒陽県を巡視して...
吉川英治 「三国志」
...実は耒陽(らいよう)県の知事にやってあるというと...
吉川英治 「三国志」
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