例文・使い方一覧でみる「葱」の意味


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...町並が畑(ねぎばたけ)に移る近くにあつた...   町並が葱畑に移る近くにあつたの読み方
芥川龍之介 「秋」

...眼に滲(し)むごときの(におい)が実際田中君の鼻を打った...   眼に滲むごとき葱のが実際田中君の鼻を打ったの読み方
芥川龍之介 「葱」

...例の牛と豚の挽肉に玉やパン屑をまぜた料理...   例の牛と豚の挽肉に玉葱やパン屑をまぜた料理の読み方
石川欣一 「比島投降記」

...一束二銭也(このはよくなかつた)...   葱一束二銭也の読み方
種田山頭火 「行乞記」

...夕食の用意に貧弱な玉などを細かく裂いている者も多くいたし...   夕食の用意に貧弱な玉葱などを細かく裂いている者も多くいたしの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...鮪(ねぎま)で一杯(ぺえ)てえとこだ...   葱鮪で一杯てえとこだの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...「おやそんぢや俺(お)ら家(ぢ)でも(ねぎ)の少(すこ)しもあげあんせう」南(みなみ)の女房(にようばう)はいつて桑畑(くはばたけ)の小徑(こみち)を小走(こばし)りに駈(か)けて行(い)つた...   「おやそんぢや俺ら家でも葱の少しもあげあんせう」南の女房はいつて桑畑の小徑を小走りに駈けて行つたの読み方
長塚節 「土」

...江戸の空は淺(あさぎ)色に燻じて...   江戸の空は淺葱色に燻じての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...林と田圃と畑(ねぎばたけ)と...   林と田圃と葱畑との読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...みぢめにも飢ゑた心が腐つたや肉のにほひを嗅いで涙をながした...   みぢめにも飢ゑた心が腐つた葱や肉のにほひを嗅いで涙をながしたの読み方
萩原朔太郎 「月に吠える」

...小女が台所で玉(たまねぎ)を油でいためている...   小女が台所で玉葱を油でいためているの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...函から喰み出た玉があたりに漾つてゐた...   函から喰み出た玉葱があたりに漾つてゐたの読み方
原民喜 「夏の花」

...玉をあしらった野鴨がぐつぐつと音をたてて……」この調子では...   玉葱をあしらった野鴨がぐつぐつと音をたてて……」この調子ではの読み方
久生十蘭 「我が家の楽園」

...今のブリスケを湯煮た汁がありますからその汁三合へ塩で味を付けて今のお米と人参(にんじん)や玉(たまねぎ)の小さく刻んだのと一緒に入れて御飯のように炊(た)きます...   今のブリスケを湯煮た汁がありますからその汁三合へ塩で味を付けて今のお米と人参や玉葱の小さく刻んだのと一緒に入れて御飯のように炊きますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...別の鍋へ例の通りバターを溶かしてメリケン粉を焦(こ)げるようによくいためてまた玉(たまねぎ)の刻んだのを一つその中でいためて狐色にして今湯煮た汁を一合と赤葡萄酒(あかぶどうしゅ)を一合注(さ)して塩胡椒で味をつけて...   別の鍋へ例の通りバターを溶かしてメリケン粉を焦げるようによくいためてまた玉葱の刻んだのを一つその中でいためて狐色にして今湯煮た汁を一合と赤葡萄酒を一合注して塩胡椒で味をつけての読み方
村井弦斎 「食道楽」

...第三十 牛肉飯は牛肉を細かく切り別に(ねぎ)の細い処を細かく切ってともに桜飯へ混ぜて炊きます...   第三十 牛肉飯は牛肉を細かく切り別に葱の細い処を細かく切ってともに桜飯へ混ぜて炊きますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...(ねぎ)を切(きっ)ても人参(にんじん)や大根を切ても頭と尾(しっぽ)の捨てるような部分を掃溜(はきだめ)へ捨てないでスープの中へ入れる...   葱を切ても人参や大根を切ても頭と尾の捨てるような部分を掃溜へ捨てないでスープの中へ入れるの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...自分は浅(あさぎ)の袍(ほう)を着ていねばならないのをつらく思うふうですからね...   自分は浅葱の袍を着ていねばならないのをつらく思うふうですからねの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

「葱」の読みかた

「葱」の書き方・書き順

いろんなフォントで「葱」

「葱」の英語の意味

「葱なんとか」といえば?   「なんとか葱」の一覧  


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