...茶のすべての花は単に葉腋から出るとしてある一本もしくは二本の花梗があって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この花梗はじつは今年出た葉腋にあってその頂に一芽を有する今年生の極く短い短枝(学術語)の側面にある苞腋(この苞は逸早く謝し去り花の時にはない)から発出しているのである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ヤマノイモもナガイモも共に蔓上葉腋にいわゆるムカゴ一名ヌカゴすなわち零余子ができる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...夏に淡紅紫色の大形の唇形花を茎梢葉腋の短き聚繖梗にひらき...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...八月の候茎梢分枝し枝上の苞葉腋毎に五裂花冠の小白花を下から順次に開き開謝相次ぎ久しきに亙(わた)って終る...
牧野富太郎 「植物記」
...葉腋から花茎(植物学ではこんな葉の無い花茎をと称する...
牧野富太郎 「植物記」
...また梢葉腋(しょうようえき)にも咲く...
牧野富太郎 「植物知識」
...このユリの特徴(とくちょう)は葉腋(ようえき)に珠芽(しゅが)が生ずることである...
牧野富太郎 「植物知識」
...これは葉腋(ようえき)にある芽を擁(よう)しているその鱗片(りんぺん)の最外(さいがい)のものが大いに増大し...
牧野富太郎 「植物知識」
...葉腋に芽を持つという事は植物体には普通の事なので何にも珍しくいうには足らないけれど...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...なお枯れた葉の旧い葉腋にもまた前述の通りみな芽を持っていて...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
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