...路(みち)の傍(かたはら)の菩提樹下(ぼだいじゆか)に誘惑(いうわく)に負(ま)けた事(こと)も知(し)つてゐる...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「浮浪学生の話」
...「観自在菩薩(かんじざいぼさつ)...
高神覚昇 「般若心経講義」
...中里介山の「大菩薩峠」が驚くべき大作とか...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...お前の土蔵というのはどこにあるんだ」「それはいま言う裏街道では大菩薩峠の上...
中里介山 「大菩薩峠」
...大菩薩峠を越えたのはあれから三日目...
中里介山 「大菩薩峠」
...この時の席次に於ても慈鎮和尚(じちんかしょう)(僧正)・菩提山の僧正(信円)何れも一隠遁の平民僧である法然に向って正座を譲られた...
中里介山 「法然行伝」
...又六は――あの普賢菩薩の尊像を二代目勘兵衛から奪(と)って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「歌舞の菩薩(ぼさつ)」という形容詞が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先祖の菩提(ぼだい)寺なる春徳寺改築のために...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐の金剛菩提三蔵訳『不動使者陀羅尼秘密法』に...
南方熊楠 「十二支考」
...『大乗金剛髻珠(けつじゅ)菩薩修行分経』)...
南方熊楠 「十二支考」
...その古い菩提樹(リーパ)の並木道をあっちへ横切ると...
「赤い貨車」
...地蔵菩薩(じぞうぼさつ)と同じような微笑(びしょう)を失(うしな)ってはならないぞと自分の心を叱(しか)っていた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...菩提山も、山下の城も、一月中は雪に埋(う)もれている...
吉川英治 「新書太閤記」
...不動明王に」「不動明王と、観世音菩薩とは、二相にして実は一体の御仏ぞや...
吉川英治 「新書太閤記」
...一菩薩の手のひらの上を駈けていたに過ぎなかったという...
吉川英治 「随筆 新平家」
...もとより経典はこれらの仏菩薩にもおのおのその形姿や浄土を与えてそれを感覚的なる事物によって描いてはいる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...師子吼菩薩品の一)の言葉である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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