例文・使い方一覧でみる「莊」の意味
スポンサーリンク...その松や別莊は丁度... 
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...高踏派の莊麗體を譯すに當りて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...武具携ふる莊嚴の華麗の姿...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其外注に本文とをし並べてことの外大切にする注ありとて王弼老子注、郭象莊子注、張湛列子注、道元水經注、裴松之三國志注、劉義慶世説注、李善文選注、王逸楚辭注、高誘呂氏春秋注、王肅家語注、韋昭國語注を擧げ、皆本文と光を爭ふといひしなども、近世支那學者と同じ程度の識見を有せりといふべし...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...相模灣の暖い日和に葉山の別莊から長者岬（ちやうじやみさき）近くまで散歩した位だと手紙にも書いてある...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...いやだなと莊公が思つた途端...
中島敦 「盈虚」
...支那の莊子（さうし）といふ本の一番始め...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...風呂場の裏では別莊管理の百姓爺さんが鷄を締めて焚火で毛燒きをしてゐた...
林芙美子 「就職」
...否（い）や別莊（べつさう）にはあらず本宅（ほんたく）にておはすなりと答（こた）ふ...
一葉女史 「たま※［＃「ころもへん＋攀」、U+897B］」
...どうかしてゲィツヘッド莊（ホール）に客がたて込んで...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...Ｏ夫人の別莊を訪れたのであつた...
堀辰雄 「窓」
...それは僕がこの間冗談半分に頼んでおいた僕の輕井澤の別莊の設計圖なのです（道造君は建築科の學生です）...
堀辰雄 「緑葉歎」
...「レクヰエム」の莊嚴なる一篇をもつてリルケがその死を哭した...
堀辰雄 「「鎭魂曲」」
...されども其萬葉に貴ぶ所は其簡淨なる處、莊重なる處、高古なる處、眞面目なる處に在りて、曾て其他を知らざるが如し...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...また何が故に別莊（そう）を有（も）つてゐる人と養育院（やういくゐん）に入る人と...
三島霜川 「平民の娘」
......
三好達治 「艸千里」
...海口由良の湊即ち山莊太夫が故地の近邊で...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...東洋人通有の老莊的な人生觀が菊池氏の場合でもあの風貌に滋味を加へてゐたことは見のがせないし...
吉川英治 「折々の記」
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