...彼と別れてからずっと心痛が続いている...
...娘が留学しているため、心痛が絶えない日々を送っている...
...心痛を和らげるためには、適度な運動やリラックスする時間を作ることが大切だ...
...昨日の出来事が原因で、心痛が止まらない...
...心痛を抱えたまま、ずっと一人で悩んでいるよりも、誰かに話を聞いてもらった方がいい...
...「御心痛のほどもさぞかしでおぢやらう...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...慘として我が心痛む...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...今の場合の自分の心痛を一番よく察してくれるであろうこの相手を掴(つか)まえて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...親類の心痛は一方でなく...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...おのが心痛(しんつう)ばかりでも心臟(しんざう)が痛(いた)うなるのに...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...深く心痛の余り西洋へ渡り国々の風教軍備等悉(ことごと)く研究致すべしと修理とも議論に及び候処...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼は不安と心痛とを覚えさせられた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...心痛と懊悩(おうのう)の看板のような顔をして出かけ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...舞台監督は狼狽(あわて)て緞帳(どんちょう)をおろしてしまったが――赤面と心痛――開場式に頭が飛ぶとは――彼女は人知れずそれを心に病んだ...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...会話に参加する者たちに著しい心痛と困惑を与えることなら何でも非難する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...母親がいらぬ心痛から妙な計画でも思いついては困ると...
宮本百合子 「刻々」
...ますます子供の通学ということは親の心痛事になって来ているのですものね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おなかぺこについて心痛いたします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...冷泉(れいぜい)院も御心痛あそばされた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...又七郎は親身のものにも劣らぬ心痛をした...
森鴎外 「阿部一族」
...ねえ、君、世間には恋愛、心痛、厭世、怯懦(けふだ)、自惚(うぬぼれ)、公憤から自殺する人があるのだね...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「不可説」
...御隠家様にはそれのみが御心痛なので」「ふうん……女が夭折(わかじに)の血統(ちすじ)? ……するとつまり...
吉川英治 「江戸三国志」
...関係当局を極度に心痛せしめている...
蘭郁二郎 「睡魔」
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