...夜昼となく輸入品の荷揚げを監督する...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...――しばしば最も高価な積荷がジャーシーの海岸に荷揚げされるであろうから...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...唐物屋は――小売店の唐物屋は、舶来化粧品から雑貨類すべてを揃えて、西洋小間物雑貨商などのだが、問屋はその他、金巾(かなきん)やフランネルの布地(きれじ)も主(おも)であり、その頃の、どの店でも見ない、大きな、木箱に、ハガネのベルトをした太鋲(ふとびょう)のうってある、火の番小屋ほどもあるかと思われる容積の荷箱が運びこまれて、棟の高い納屋を広く持ち、空函(あきばこ)をあつかう箱屋までがあって、早くから瓦斯(ガス)やアーク燈を、荷揚げ、荷おろしの広場に紫っぽく輝かしたりした...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...仲仕をして石炭荷揚げをなさしめた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...出る船、入る船、積荷、荷揚げ...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...(原注二一)「月曜日に税関付きの荷揚げ舟の船夫の一人がセーヌ河を流れる一隻の空(から)ボートを見つけた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...荷揚げの順番を待ちあぐんでいる...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...荷揚げすることを水揚げすると言い...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...そのときは蔵前で荷揚げ人足をしていた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...荷揚げ人足や船頭など...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...無理な荷揚げにへたばっているのを...
山本周五郎 「季節のない街」
...自分には土方か荷揚げ人足ぐらいしかできないし...
山本周五郎 「さぶ」
...その荷揚げが夜をこめておこなわれたし...
山本周五郎 「新潮記」
...また荷揚げがあったんです...
山本周五郎 「風流太平記」
...海から荷揚げした財貨を山分けするので騒いでいた...
吉川英治 「三国志」
...深川の佐賀町河岸へ荷揚げに出て来るから確かなものさ」「嘘だろう...
吉川英治 「醤油仏」
...この阿波の由岐(ゆき)港に荷揚げをしてコッソリと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...荷揚げの時に摺(す)り剥(む)いたで...
吉川英治 「旗岡巡査」
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