...遽(には)かに夜も昼も香(かぐ)はしい夢を見る人となつて旦暮(あけくれ)『若菜集』や『暮笛集』を懐にしては...
石川啄木 「葬列」
...旦暮(あけくれ)『若菜集』や『暮笛集』を懷にしては...
石川啄木 「葬列」
...實際若菜集を出した頃の島崎氏の感情の姿は...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...これが幾年前の若菜集の詩人だらうかと思はれる程でした...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...かれは綴(とじ)の切れた藤村の「若菜集」を出して読(よ)みふけった...
田山花袋 「田舎教師」
...それから若菜集の中の好きな句を選んで譜をつけてひいてもみた...
田山花袋 「田舎教師」
...藤村が『若菜集』を出して...
田山録弥 「明治文学の概観」
...五 大正文学へ藤村の『若菜集』から...
田山録弥 「明治文学の概観」
...島崎藤村君が「若菜集」を春陽堂から出版したのは...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...その「若菜集」の出發から...
萩原朔太郎 「永遠の詩人」
...昔藤村が「若菜集」に収めた或る詩から暗示を得たものであつた...
吉井勇 「酔狂録」
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