...ずんずん若枝をのばしていきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...小さな竹トンボのような実をつけた楓の若枝が微かに揺れているので...
外村繁 「日を愛しむ」
...若枝の成長はすばらしかった...
豊島与志雄 「樹を愛する心」
...老を生かす力で伸び上る若枝とが...
豊島与志雄 「梅花の気品」
...茂みの中に身を起こしつつある曲げられた若枝...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...細い若枝の尖(さき)に花をつけているのを見た...
永井荷風 「上野」
...一九一四年の Baedeker には一本の若枝が芽を吹いたので大事に柵を繞したという記事があるので...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...銅製の取っ手は葡萄の若枝のようにカーヴし...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...すなわち梅の若枝の伸び立つ盛りに...
柳田国男 「年中行事覚書」
...今も若枝にみずみずと...
山本周五郎 「つばくろ」
...若枝や梢のほうにふくらんでいた蕾が...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そこ此処から新しい芽や若枝を伸ばしたもののそれが成長するだけのちからはないとみえ...
山本周五郎 「柳橋物語」
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