...藁苞十ばかりを作つてスミツカリを入れてうらの稻荷や氏神へ供へる...
長塚節 「十日間」
...苞状をなした一空頴は小穂より少しく長く...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...茎頂に二鞘苞ありて苞中に三花を有し毎日一花ずつ開く...
牧野富太郎 「植物記」
...この苞穎は大抵その外は小にして...
牧野富太郎 「植物記」
...三片の大きな緑苞(りょくほう)があって...
牧野富太郎 「植物知識」
...うまい納豆は白紙に包まれて家苞にしてくれた...
室生犀星 「京洛日記」
...藁苞(わらづと)の馬に藁苞の餅を背負わせて...
柳田国男 「年中行事覚書」
...冷苞(れいほう)...
吉川英治 「三国志」
...張飛の子張苞(ちょうほう)が...
吉川英治 「三国志」
...張苞、はや行って、功を立てよ」玄徳は、先鋒の印綬を取って、手ずから張苞へ授けようとした...
吉川英治 「三国志」
...張苞の頭上に擬した...
吉川英治 「三国志」
...関興を探しにきた張苞の一軍だった...
吉川英治 「三国志」
...玄徳はすぐ張苞を走らせて...
吉川英治 「三国志」
...張苞(ちょうほう)ではないか」「やあ...
吉川英治 「三国志」
...……?」「御意(ぎょい)にござりまする」一人が頸にかけていた革苞(かわづと)から一書を取出して...
吉川英治 「私本太平記」
...旅薬の苞(つと)と間違えて...
吉川英治 「私本太平記」
...わら苞(づと)に巻いてある鉢だの皿だのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...苞(つと)に入った長芋(ながいも)を老爺にくれた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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