例文・使い方一覧でみる「芻」の意味


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...其の積み上げたる秣(まぐさ)をばえ寫さじといふ...   其の積み上げたる芻秣をばえ寫さじといふの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...側なる一團の秣(まぐさ)を噛めるあり...   側なる一團の芻秣を噛めるありの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...と一箇月まえから腹案中の短篇小説を反(はんすう)してみて何やら楽しく...   と一箇月まえから腹案中の短篇小説を反芻してみて何やら楽しくの読み方
太宰治 「作家の像」

...おもひでを反しながらやうやくにして帰庵した...   おもひでを反芻しながらやうやくにして帰庵したの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...別にそれだけの骨折をした甲斐もない食物を口の中へ戻して反したりしていた...   別にそれだけの骨折をした甲斐もない食物を口の中へ戻して反芻したりしていたの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...それでといふのが正しくて...   それで芻といふのが正しくての読み方
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」

...反的(はんすうてき)に即興の歌をうたうのと同じことなのであります...   反芻的に即興の歌をうたうのと同じことなのでありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...彼が歌うの歌詞そのものは反(はんすう)に過ぎませんが...   彼が歌うの歌詞そのものは反芻に過ぎませんがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あれが反(はんすう)の反たる所以(ゆえん)なんです...   あれが反芻の反芻たる所以なんですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...何かの感傷で反が引出されると...   何かの感傷で反芻が引出されるとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...言うに言われぬ甘美な哀愁の残滓を反していたのです...   言うに言われぬ甘美な哀愁の残滓を反芻していたのですの読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...それを反するように...   それを反芻するようにの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...孝次郎は自分が何時の間にか二十九歳になつた事を何度も心に反してゐた...   孝次郎は自分が何時の間にか二十九歳になつた事を何度も心に反芻してゐたの読み方
林芙美子 「雨」

...彼は昼間の会社での不快な出来事を反しながら...   彼は昼間の会社での不快な出来事を反芻しながらの読み方
北條民雄 「道化芝居」

...却って酵母としてそれを暖め反し...   却って酵母としてそれを暖め反芻しの読み方
宮本百合子 「愛は神秘な修道場」

...それを心に反(はんすう)しているあいだに自然にこんな情景は...   それを心に反芻しているあいだに自然にこんな情景はの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...ここに我々はヘンリ王子の精神がいかに発見にとって重要であったかを反して見なくてはならない...   ここに我々はヘンリ王子の精神がいかに発見にとって重要であったかを反芻して見なくてはならないの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

...そうやって反しているうちに二つのことに気づいた...   そうやって反芻しているうちに二つのことに気づいたの読み方
和辻哲郎 「夢」

「芻」の読みかた

「芻」の書き方・書き順

いろんなフォントで「芻」

「芻」の英語の意味


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