例文・使い方一覧でみる「細殿」の意味


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...すらすらと細殿へ入りこむと...   すらすらと細殿へ入りこむとの読み方
久生十蘭 「無月物語」

...八坂の山中に光といえばこの細殿の燈台の灯だけであろうが...   八坂の山中に光といえばこの細殿の燈台の灯だけであろうがの読み方
久生十蘭 「無月物語」

...細殿の前に漂っていた丁子の匂を気にでもするように...   細殿の前に漂っていた丁子の匂を気にでもするようにの読み方
堀辰雄 「姨捨」

...なお物足りない心を満たしたいように弘徽殿の細殿の所へ歩み寄ってみた...   なお物足りない心を満たしたいように弘徽殿の細殿の所へ歩み寄ってみたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...昔の弘徽殿の細殿(ほそどの)の小室へ中納言の君が導いたのである...   昔の弘徽殿の細殿の小室へ中納言の君が導いたのであるの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

......   の読み方
横瀬夜雨 「花守」

...細殿(ほそどの)の簾に...   細殿の簾にの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...早や細殿(ほそどの)の長押(なげし)に跳びつき...   早や細殿の長押に跳びつきの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...「……ここぞ、内侍所(ないしどころ)らしい」と、さし覗けば、神器もすでに持ち出されてあり、ほの暗い細殿に、ただ残燈(ざんとう)の影がかそけく、またたいているだけだった...   「……ここぞ、内侍所らしい」と、さし覗けば、神器もすでに持ち出されてあり、ほの暗い細殿に、ただ残燈の影がかそけく、またたいているだけだったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...細殿の小暗がりを来る白い顔を待って言った...   細殿の小暗がりを来る白い顔を待って言ったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...後ろの細殿の蔭から走り出た久子が...   後ろの細殿の蔭から走り出た久子がの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...彼は次の細殿へ入って...   彼は次の細殿へ入っての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...細殿の外から内の灯影をたしかめてでもするように...   細殿の外から内の灯影をたしかめてでもするようにの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...細殿のすだれが小姓の手で捲かれた...   細殿のすだれが小姓の手で捲かれたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...細殿のすみに琵琶をおいて...   細殿のすみに琵琶をおいての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...細殿の簾(す)ごしに見えたお姿と共に...   細殿の簾ごしに見えたお姿と共にの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...細殿の簾(す)が垂れている...   細殿の簾が垂れているの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...女房連があゆむ細殿の簾(れん)の蔭にいて...   女房連があゆむ細殿の簾の蔭にいての読み方
吉川英治 「私本太平記」

「細殿」の読みかた

「細殿」の書き方・書き順

いろんなフォントで「細殿」


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声のいい      浦人  

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