例文・使い方一覧でみる「花簪」の意味
スポンサーリンク...結婚式で花簪を着けるのが定番です... 
...花簪を作るのは手間がかかるが、とても美しいです...
...彼女は花簪を贈ってくれた...
...長い髪に花簪を留めている女性を見ると、和の雰囲気があって素敵です...
...花簪を身に着けるのが苦手な人は、かんざしやヘアアクセサリーを使うこともできます...
...婆さんの内職にする花簪を...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...内職の花簪（はなかんざし）を拵（こしら）へてゐる...
芥川龍之介 「僻見」
...花簪（かんざし）を示し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...美しい花簪を出して見せた...
石川啄木 「二筋の血」
...花粉（おしろい）や花簪児（かんざし）を売っている化粧品店がそのちかくにあった...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...花粉や花簪児の荷を持って劉家へ往った...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...ある日銀杏返（いちょうがえ）しに白い薔薇（ばら）の花簪（はなかんざし）を插した頬（ほお）と瞼（まぶた）のぽうと紅（あか）らんだ二十前後の娘が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...花簪（はなかんざし）の舞子はん十何人...
中里介山 「大菩薩峠」
...きら／＼と光るのは花簪である...
長塚節 「菜の花」
...唯髮の結ひやうが違つてきら／＼と花簪を一杯に飾つたのがある...
長塚節 「菜の花」
...役者に縁故のある紋（もん）などを着けた花簪（はなかんざし）だの...
夏目漱石 「明暗」
...赤い花簪をさして嬉しさうに...
野口雨情 「つね子さんと兎」
...眠りにおちるとともに、とりとめのない疑念は消え、もうすっかり忘れていたが、花簪を見るなり、また思いだした...
久生十蘭 「海豹島」
...バラの花簪などを髪にさした母のうたった唱歌は「青葉しげれる桜井の」だの「ウラルの彼方風あれて」だのであった...
宮本百合子 「きのうときょう」
...それまでにも菓子や花簪（はなかんざし）などを持っては折おり訪ねて来たので...
山本周五郎 「柳橋物語」
...その上に飛ぶ金銀の蝶々を花簪（かんざし）に使う針金で浮かしてヒラヒラと動くようにして帯の唐草模様を絵刳（えく）り込（こ）みにした...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...その舞妓さんの花簪（はなかんざし）と...
夢野久作 「少女地獄」
...ですからあの山高帽子と花簪は...
夢野久作 「少女地獄」
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