...彼は花心があって、いつも女性に気を使っている...
...花心を持っている男性は、モテる傾向がある...
...彼女は花心が強く、新しい恋人ができるとすぐに気持ちが移ってしまう...
...花心を持つ人は、しばしば相手の気持ちを考えずに行動してしまう...
...花心があるからといって、真面目に恋愛できないわけではない...
...火(ほ)かげの映(うつ)った桃花心木(マホガニイ)の椅子(いす)も...
芥川龍之介 「彼 第二」
...陰鬱(いんうつ)な桃花心木(たうくわしんぼく)の色...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...花心(かしん)のような唇...
海野十三 「階段」
...それからあの桃花心木(マホガニー)の戸棚は...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...カワラマツバの小さな四弁花は弁と弁との間から出た雄蕊がみんな下へ垂れ下がって花心から逃げ出しそうにしている...
寺田寅彦 「高原」
...花心(くわしん)大(だい)にして七菊花の形をなし...
永井荷風 「来青花」
...梅花心易(ばいかしんえき)というようなものにたよって...
中里介山 「大菩薩峠」
...いわばこれを一時の梅花心易(ばいかしんえき)に求めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...窓のそばに桃花心木(マホガニ)の書机がひとつ...
久生十蘭 「金狼」
...豫備の客間と寢室は古風な桃花心木(マホガニイ)と臙膩色(えんじいろ)の家具類で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...花心に蓮房がない...
牧野富太郎 「植物記」
...花心(かしん)に黄色の多雄蕊(たゆうずい)と...
牧野富太郎 「植物知識」
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正岡子規 「古池の句の弁」
...桃花心木(マホガニー)色の半円形のテーブルの上のコップに...
「おもかげ」
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三好達治 「一點鐘」
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三好達治 「艸千里」
...薫は近い二条の院の桜の梢(こずえ)を見やる時にも「あさぢ原主なき宿のさくら花心やすくや風に散るらん」と宇治の山荘が思いやられて恋しいままに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...共に見て忘れぬものになりぬべし黄金台のアカシヤの花心をば銀の糸もて引く如しアカシヤの香の動く山かな三たび星が浦に会す...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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