...ご飯に芥子粒をかけると美味しいです...
...ドレッシングに芥子粒マスタードを入れると風味が増します...
...ステーキに芥子粒を塗って焼くと香ばしくなります...
...芥子粒をすりおろし、山葵と一緒に刺身に添えるのもオススメです...
...ソーセージに芥子粒を添えて食べると合います...
...芥子粒(けしつぶ)ほどの泡の...
泉鏡花 「婦系図」
...芥子粒(けしつぶ)より小さい二粒の涙を漾(たた)えているのが見える...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...高(たか)が腸(はらわた)の無い江戸ツ子を理想とするやうな爾(そ)んな芥子粒(けしつぶ)のやうな根性の無気力漢(いくぢなし)と俺の美くしい御発明(ごはつめい)な男勝りの嬢様とは提灯に釣鐘だ...
内田魯庵 「犬物語」
...一たん気がついて自然の中に立っておる自分を顧(かえりみ)れば芥子粒(けしつぶ)の何億兆分の一よりも小にして更に小なる存在であることに気づくであろう...
高浜虚子 「俳句への道」
...芥子粒(けしつぶ)ほどのプライドがある...
太宰治 「困惑の弁」
...芥子粒(けしつぶ)の一群(ぐん)に車(くるま)を牽(ひか)せて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...人が見ればこれらの「須弥山(しゅみせん)」は一粒の芥子粒(けしつぶ)で隠蔽(いんぺい)される...
寺田寅彦 「自由画稿」
...それに金米糖の心核となるべき芥子粒(けしつぶ)を入れて杓子(しゃくし)で攪拌(かくはん)し...
寺田寅彦 「備忘録」
...芥子粒(けしつぶ)の信仰でも持っておれば...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...芥子粒の上に須彌山が現ずるといふ...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...芥子粒の上に須彌山が現じたりするといふ風に...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...それは芥子粒ほどの信仰をもって...
永井隆 「この子を残して」
...「芥子粒を林檎のごとく見すという欺罔(けれん)の器」と「波羅葦僧(はらいそ)の空をも覗く...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...身を芥子粒(けしつぶ)に変じてその孔(あな)に潜(ひそ)み...
中島敦 「悟浄歎異」
...昔の奴は芥子粒か何かを核にして...
中谷宇吉郎 「寅彦夏話」
...この私はまるで芥子粒(けしつぶ)みたいなものです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...また芥子粒(けしつぶ)ほどな銀丹(ぎんたん)(神薬)をその歯の間にふくませて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お通さんの存在などは芥子粒(けしつぶ)ほどでもなくなってしまうのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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