...丈艸(ぢやうさう)...
芥川龍之介 「枯野抄」
...菩提樹の念珠を手頸にかけた丈艸は...
芥川龍之介 「枯野抄」
...それは金色(きんいろ)の唐艸(からくさ)をつけた...
芥川龍之介 「凶」
...そこには又海艸の中に大きい海綿もころがっていた...
芥川龍之介 「蜃気楼」
...僕等の足は砂の外にも時々海艸を踏んだりした...
芥川龍之介 「蜃気楼」
...僕の批評に序文をつける為にとりあへずこの文章を艸(さう)することにした...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...又医学士山口寅太郎氏も「しがらみ艸紙」第四号の舞姫評中に言へるあり...
石橋忍月 「罪過論」
...それは絵艸紙(えぞうし)屋へ行ってみるとわかる...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...かの削氷を賞味し玉ひたる定家に(拾遺愚艸)「夏ながら秋風たちぬ氷室山こゝにぞ冬をのこすとおもへば」又源の仲正に(千載集)「下たさゆる氷室の山のおそ桜きえのこりたる雪かとぞ見る」この哥氷室山のおそ桜を消残(きえのこ)りたる雪に見たてたる一首の意(こゝろ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...董は艸冠(くさかむり)に車といふ字だつたやうに思ふ...
薄田泣菫 「茶話」
...自然の観察――とりわけ艸木の...
薄田泣菫 「独楽園」
...町役人は井艸屋惣左衛門(いぐさやそうざえもん)」「もういい」平次はまた考え込みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
三好達治 「寒林小唱」
...読み難いのは茶山の艸体である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」尋(つい)で「豆日艸堂集」も亦雪の日であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...池塘洗艸清...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」詠艸は良子刀自の蔵する所である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...元来は「衰」という字であったのを後人が艸を加えて「蓑」となしたのだという...
柳宗悦 「蓑のこと」
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