...舷橋の上に案山子のやうに立つてゐる事だらう...
有島武郎 「潮霧」
...折から閣員の一人隈山子爵が海外から帰朝してこの猿芝居的欧化政策に同感すると思いの外慨然として靖献遺言的の建白をし...
内田魯庵 「四十年前」
...「案山子」という語は「襤褸を著た人」をも意味するからである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...哲学概論家によって造り上げられた教室用のモデルとしての仮想敵か案山子だけだろう...
戸坂潤 「科学論」
...案山子(かがし)めが!」四 その有用な点パリーは弥次馬(やじうま)に初まり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...酒飲まぬ人は案山子の雪見哉と返して...
永井荷風 「雪の日」
...風に吹かれる案山子(かかし)のように...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...案山子(かゝし)の代りに八五郎を頼んで來たと言へば濟む――」平次はさう言ひ乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...案山子(かかし)の代りに八五郎を頼んで来たと言えば済む――」平次はそう言いながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...日が暮れたら出掛けてくれ」「案山子の一と役ですかい」ガラッ八は少し脹(ふく)れております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次のいわゆる魔のさした案山子(かかし)のように踊っていた仲間です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後にはただ案山子の人形ばかりをいうようになった土地も出来たものかと思う...
柳田国男 「年中行事覚書」
...だんだんに案山子の風俗もモダーンになるのだが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...着ている布子(ぬのこ)が畑の案山子(かかし)よ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...あんなにまで能のないお奉行もめずらしい」「山田の案山子(かかし)――だと皮肉った落首なぞも貼(は)られているが...
吉川英治 「大岡越前」
...靈山子片想ふちも高臺もない...
吉川英治 「折々の記」
...靈山子もまた決してそれらの惜い人々にまさるとも劣つてゐるわけではない...
吉川英治 「折々の記」
...靈山子ほどな天分と精進と...
吉川英治 「折々の記」
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