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饗庭篁村 「木曾道中記」
...艶福「……自分の如きものにさへ...
芥川龍之介 「変遷その他」
...僕ほど艶福(えんぷく)に富んだ作家は或は一人(ひとり)もゐないかも知れない...
芥川龍之介 「変遷その他」
...財福艶福が一時に集まったが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...こりや或は山僧君の方が十風以上の艶福かも知れんてい」と直ちに又惡辣に來る...
高濱虚子 「俳諧師」
...仲々の艶福家だという...
戸坂潤 「社会時評」
...彼は自分の艶福(えんぷく)や幸運の話をして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...神代に於ける第一の艶福家大国主命(おおくにぬしのみこと)のために...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな艶福(えんぷく)のある男とは思わなかった...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...三平君の艶福(えんぷく)を祝した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...とにかく今日は艶福の多い日だつた...
正岡子規 「墓」
...とにかく今日は艶福(えんぷく)の多い日だッた...
正岡子規 「墓」
...僕の艶福を羨むであろうが...
正宗白鳥 「空想としての新婚旅行」
...ゲーテの艶福を評したり...
松永延造 「職工と微笑」
...頼氏何ぞ艶福に富めるや...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...また多すぎる艶福(えんぷく)に神経衰弱になるほどだった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...おれの艶福をからかう心算(つもり)で...
吉川英治 「三国志」
...将軍の艶福のために...
吉川英治 「三国志」
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