...この純良忠実なる処女を驚かすに充分なる申し出でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...聖光の弟子良忠が中國に布教した時は...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...殿(でん)ノ法印(ほういん)良忠なることがほぼ分った...
吉川英治 「私本太平記」
...「殿(でん)ノ法印(ほういん)良忠をば...
吉川英治 「私本太平記」
...その日は「直義に申しましょう」と約してひとまず良忠を返した...
吉川英治 「私本太平記」
...使者が行き、良忠が行き、なんどとなくその釈放を、足利方へかけあったが、足利方では頑(がん)として解いて帰さず、しかも六条河原でみな首斬ッてしまったのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...殿(でん)ノ法印良忠もよくみえ...
吉川英治 「私本太平記」
...さっきから広縁の端に侍坐していた殿(でん)ノ法印良忠の顔を見た...
吉川英治 「私本太平記」
...したがこの良忠は...
吉川英治 「私本太平記」
...それに殿(でん)ノ法印良忠が...
吉川英治 「私本太平記」
...殿(でん)ノ法印良忠は...
吉川英治 「私本太平記」
...――この良忠から一札(さつ)を添えて引渡してやる...
吉川英治 「私本太平記」
...そのあいだに、宮は、「良忠――」と、殿ノ法印へむかって...
吉川英治 「私本太平記」
...どうしてこんな六波羅密牒がやすやす手に入ったかなどの、細部のしらべは糺(ただ)そうともせず、いずれ道誉から訊きとるおつもりでもあるか、「よく告げて来た」と、玄蕃の労をいたわって、「良忠、この者を下屋(しもや)へさげて、当座のほうびに、酒でもうんと飲ませてやれ」と、いいつけた...
吉川英治 「私本太平記」
...良忠か」「はっ」「なんぞ敵のうごきでもみえ出したか」「いやどうも...
吉川英治 「私本太平記」
...断じておこなえば鬼神も避くとか」「逆上するな」「良忠...
吉川英治 「私本太平記」
...「良忠...
吉川英治 「私本太平記」
...不時のお召、少々は手間どるかもしれませぬが、おそくも宵過ぎぬうち、きっと参内つかまつりまする、と」「はっ」と、良忠は、かしこまったような平伏を見せていながら、すぐ起とうともしなかった...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??