...また善も心のなかで良しとするだけでは十分でない...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...その外には蓄音機を漸次(ぜんじ)改良して今日使用している円盤のものをつくり上げ...
石原純 「トーマス・エディソン」
...一生、結婚できなくとも、母を助け、妹を育て、それだけを生き甲斐(がい)として、妹は、私と七つちがいの、ことし二十一になりますけれど、きりょうも良し、だんだんわがままも無くなり、いい子になりかけて来ましたから、この妹に立派な養子を迎えて、そうして私は、私としての自活の道をたてよう...
太宰治 「皮膚と心」
...物ごとを何でも良し悪しで決めて了う道徳判断だ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...それを少しく改良して...
豊島与志雄 「水甕」
...昆布をもっと宣伝し改良し...
直木三十五 「大阪を歩く」
...かといつてどう改良したらいいかといふことになると...
中原中也 「三等車の中(スケッチ)」
...姉のお琴よりもきりやう良しですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仲良しのマーガレットは家にいて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...そうすればすべて良しです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...かようの塗料を追々改良して種々の香剤を加え装飾の具と成したのが塗香で...
南方熊楠 「十二支考」
...私ももしかしたらいろいろ細部を改良して一人でやってゆけるようにした方が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そういう風に世界各国の菓物が我邦の版図内(はんとない)で出来るのですから充分に種類を改良して上等の物ばかり産出させたら菓物は我邦の一名物になりましょうけれども世人(せじん)がまだ菓樹(かじゅ)の培養に重きを置かないのは遺憾千万(いかんせんばん)です」とまたしても長講釈...
村井弦斎 「食道楽」
...大原ぬしがあの誠実なる心を以て我邦の家庭教育を改良し給わば世人(せじん)は将(まさ)に神とも仏ともしてその徳を感謝せん...
村井弦斎 「食道楽」
...水道の水で炊いたのは軟水ですから味も良し腐り方も遅うございますが井戸の水で炊いたのは水道の水で炊いたものに及びません...
村井弦斎 「食道楽」
...○ヤマメは単に塩蒸しにしたるばかりにても味良し...
村井弦斎 「食道楽」
...改良したらよかろうと思うが...
夢野久作 「暗黒公使」
...一番器量良しの細い眼をした...
渡辺温 「ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった」
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