...この国を改良しよう...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...いくら制度ばかりを改良しても...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...小刀の中身の柄がささる溝が浅くなく深くなく僅かに余裕があって膠が入り込んでピッタリ喰付くのを良しとする...
高村光太郎 「回想録」
...またその改良した点がどういう種類との交配によってどういう部分に現れているものか...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...彼は静坐せねばならぬ獄中においてすら、無事なる能(あた)わず、獄中の人を教化し、獄則を改良し、あるいは獄卒、監守、典獄の類まで、これを同化して自家の門弟たらしむるなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この法案がその良し悪しに拘らず...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...人間生活の要素をどう改良したら好いかと云ふ事を考へて見る事が出来る...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...それを少しく改良して...
豊島与志雄 「水甕」
...むかしは大の仲良しだったし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...動植物がある程度まで改良し得ることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かようの塗料を追々改良して種々の香剤を加え装飾の具と成したのが塗香で...
南方熊楠 「十二支考」
...その良し悪しを私は知らない...
三好十郎 「「冒した者」について」
...殊(こと)に西南の産は東北の物より味が良し...
村井弦斎 「食道楽」
...かつ蚕豆(そらまめ)豌豆(えんどう)等より消化良し...
村井弦斎 「食道楽」
...その負(しょ)い方(かた)だけは改良した連雀も同じで...
柳田国男 「母の手毬歌」
...前掛と下物女が改良した男袴を共用するやうになつて...
柳田國男 「服裝語彙分類案」
...一朝にして改良した所以(ゆえん)のものは何であったか...
柳田国男 「木綿以前の事」
...白眉(はくび)を良しと...
吉川英治 「三国志」
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