...船長室には航海の計画が掲示されている...
...船長室からは海を一望することができる...
...船員たちは船長室に呼び出された...
...船長室には船の操縦に必要な機器が揃っている...
...船の航路変更が船長室から発令された...
...処が南陽丸の竹下船長はまだ護摩かしにかからない内からサロンの屋根にある船長室へ...
芥川龍之介 「長江游記」
...船長室に入ることは...
海野十三 「恐竜島」
...船長室に連れてこられた...
海野十三 「爆薬の花籠」
...そのとき、船長室の電灯が、大きな音をたててこわれ、室内はまっくらとなった...
海野十三 「爆薬の花籠」
...御遺骸ハ船長室ニ安置シ...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...こうして私たちは船長室に突進した...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...しかし船長室はわたしの船室から少し離れているので...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ディール船長は船長室でみずからコーヒーをわかしてもてなした...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...私はまたしても蒸し風呂のような船長室で汗をたらして私あての手紙のタイプライターを打ったディールさんと思いくらべてみるのだった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...六十二船長室のデスクの上で...
中里介山 「大菩薩峠」
...船長室へ駈けつけたお松が...
中里介山 「大菩薩峠」
...船長室に駒井甚三郎を訪問しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして私は船長室へ引っ張って行かれました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...船長室へ集って、船団を水道から退却させる方法はないものかと、慾と悪意で黝ずんだギラつく顔を突きあわせて相談をはじめたが、基地を持たない船団になにより大切なのは水なのだから、水の手を切ってやるのがいちばんだということになり、それとなくようすを見ていると、船団ではこっそりボートを出して海辺族の部落の井戸から飲み水を汲んでいることがわかった...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...傾く船長室の卓子(テエブル)に白髪の頭を抱えて...
牧逸馬 「運命のSOS」
...しかし一等運転手は真顔(まがお)になって、真剣に腰を屈(かが)めながら、船長室内のそこ、ここを覗(のぞ)きまわり初めた...
夢野久作 「難船小僧」
...そうして船長室で船長に会って葡萄酒と珈琲(コーヒー)と...
夢野久作 「名娼満月」
...下甲板に在る船長室のスグ横の行李(こうり)部屋兼...
夢野久作 「幽霊と推進機」
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