...船長室には航海の計画が掲示されている...
...船長室からは海を一望することができる...
...船員たちは船長室に呼び出された...
...船長室には船の操縦に必要な機器が揃っている...
...船の航路変更が船長室から発令された...
...自分は船長室で船長...
有島武郎 「或る女」
...だから一つの議論が、さらに二つの議論を生むという調子で、船長室の中は、われるようなさわぎとなった...
海野十三 「火薬船」
...間もなく平靖号の船長室から...
海野十三 「火薬船」
...船長室のあたりはさすがに気味が悪かったが...
海野十三 「恐竜島」
...ひとまず船長室まで搬(はこ)んで行った...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...島も春風島はいたゞきまで菜ばたけ麦ばたけ・ここが船長室で...
種田山頭火 「其中日記」
...船長室のドアを荒あらしく突きあけて甲板(デッキ)へ飛び出してしまった...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...船長室にカンカンと明りをともして...
中里介山 「大菩薩峠」
...船長室のカンカンとした燈火も消えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして自分は船長室へ戻って...
中里介山 「大菩薩峠」
...船長室を守ると共に...
中里介山 「大菩薩峠」
...純白の服を着けたボーイは船長室の扉(とびら)をたたいた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...船長室へ集って、船団を水道から退却させる方法はないものかと、慾と悪意で黝ずんだギラつく顔を突きあわせて相談をはじめたが、基地を持たない船団になにより大切なのは水なのだから、水の手を切ってやるのがいちばんだということになり、それとなくようすを見ていると、船団ではこっそりボートを出して海辺族の部落の井戸から飲み水を汲んでいることがわかった...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...衝突と同時に無電室に駈け上って行くと間もなく船長室から電話が来て...
牧逸馬 「運命のSOS」
...船長室に飛込んだ...
夢野久作 「難船小僧」
...船長室の外には、俺のアトから様子を見に来た向う疵の兼が立っていた...
夢野久作 「難船小僧」
...船長室でブツカリ合った...
夢野久作 「難船小僧」
...しかし一等運転手は真顔(まがお)になって、真剣に腰を屈(かが)めながら、船長室内のそこ、ここを覗(のぞ)きまわり初めた...
夢野久作 「難船小僧」
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