...彼女は舞踏場にぎやかな音楽が流れるのが好きです...
...この町には立派な舞踏場があります...
...王宮には大きな舞踏場がある...
...バレエの舞踏場で練習をします...
...昨日アマリエと舞踏場でやつた長い御饒舌を思ひ出して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...都合五つの舞踏場(ホール)を踊り回った大月は...
大阪圭吉 「花束の虫」
...飯田橋舞踏場(ホール)のダンサーをしていたんだぜ...
大阪圭吉 「花束の虫」
...第一は舞踏場へ出るものものしい服装をした花の姿を現わし...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...謝肉祭の頃の巴里の舞踏場にありふれた話題に變つて行つた...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...そこには彼が前夜ブィエーの舞踏場で見た金髮の青年が横たはつてゐた...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...ブィエーの舞踏場で二人が話してるのを一寸立ち聞きさへしてゐます...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...おれんじ色の照明にウォルツの流れる大ホテルの舞踏場でもない...
谷譲次 「踊る地平線」
...ずっと前に一度、ふと舞踏場で、庸三は彼女と逢(あ)って、一回だけトロットを踊ってみた時、「怡(たの)しくない?」と彼女は言うのであったが、何の感じもおこらなかった庸三は、そういって彼を劬(いた)わっている彼女を羨(うらや)ましく思った...
徳田秋声 「仮装人物」
...巴里(パリー)の舞踏場でイボンと踊った漆(うるし)の塗靴(ぬりぐつ)は化物のように白い毛をふき...
永井荷風 「監獄署の裏」
...舞踏場(ダンシング)...
久生十蘭 「ハムレット」
...夏中そこの舞踏場で...
水上滝太郎 「九月一日」
...斷髮洋裝で舞踏場に出入し...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...このオブラーコの舞踏場へ遣(や)って来て...
夢野久作 「支那米の袋」
...思い切って舞踏場へ出て見たら...
夢野久作 「支那米の袋」
...ローサンゼルスの或る舞踏場で...
夢野久作 「暗黒公使」
...舞踏場の記憶を呼び起したかのごとき微動を感じた...
横光利一 「上海」
...舞踏場(パル)で踊る事が既に贅沢(ぜいたく)な遊びであるのに...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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