...街路に石畳の舗道が敷かれている...
...交差点での信号待ち中に歩道の舗道につまずいた...
...買い物帰りに濡れた舗道を歩いていると、靴が泥だらけになってしまった...
...この地域は昔から古い石造りの舗道が多く残っている...
...雨が降って路面が滑りやすくなったので、車は舗道の速度を控えて走行しなければならない...
...溜息(ためいき)とともに、彼は、監獄の門に尻をむけて、舗道のうえを、また歩きだした...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...舗道(ほどう)のうえへ叩きつけた...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...磨(みが)いた岩石の舗道(ほどう)になっている...
海野十三 「三十年後の世界」
...それもやがて舗道のどこかの穴にもぐりこんでしまうのを見てわたしはおどろくのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...いよいよ御影石(みかげいし)の舗道(ほどう)が見えて……...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...お出かけになってから訪ねて来た人は誓って一人もございません」局外者のように皆のうしろに立って舗道の下をつつましやかに眺めていた師父ブラウンが謙遜げにこういい出した...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...そうして二人の立っている舗道(ほどう)を避けるように...
夏目漱石 「明暗」
...舗道を歩きながら何度も銀色の練紅を唇に塗りたくつてゐた...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...影と影はひつそりとした足どりで濠端に添ふ舗道を歩いてゐた...
原民喜 「火の唇」
...彼は濠端に添ふ舗道を歩いて行く...
原民喜 「火の唇」
...この濠端の舗道まで来れば...
原民喜 「火の子供」
...角石畳みの舗道の上を轟落轟落(がらがら)とすさまじい音を立てて駆け過ぎたあとは...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...いやにだだッ広くなった舗道(ペーヴメント)の上でゆらめくものはといえば...
久生十蘭 「魔都」
...風に揺れるガス灯の明かりが舗道にゆらゆら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...濡(ぬ)れた舗道を踏んで...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...この間の晩と同じ服装で店のすぐ前の舗道に差しかかっている...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...女持ちのパラソルをさして舗道に腰かけている街上金貸業者...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...――雨は坂になったアスファルトの舗道を打ち...
山川方夫 「演技の果て」
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