...怎したものか、既(もう)茶を入れて飲まうと云ふ気もしない...
石川啄木 「菊池君」
...怎も退屈で退屈で仕樣がないもんだからね...
石川啄木 「菊池君」
...』『怎(ど)う致しまして...
石川啄木 「鳥影」
...怎(ど)うしたものでせうねえ?』と...
石川啄木 「鳥影」
...だけど怎(ど)うせ今直ぐとはいかないんですから...
石川啄木 「鳥影」
...三人とも怎(ど)うしたものか成るべく口に出すことを避けた...
石川啄木 「鳥影」
...『それが怎うしたの...
石川啄木 「鳥影」
...『怎(ど)うなすつたの...
石川啄木 「鳥影」
...年が上な故(せゐ)か怎(どう)しても心から竹山に服する気にはなれぬ...
石川啄木 「病院の窓」
...若しアノ時アノ暗示を与へたら怎であつたらう...
石川啄木 「病院の窓」
...モウ決つてる! 決つてる! 嗚呼俺は今日限りだ!明日から怎(どう)しよう...
石川啄木 「病院の窓」
...果して肇さんが其方へ入るに可(いい)か怎(どう)か...
石川啄木 「漂泊」
...怎せ君は、まあ此処に腰を据ゑるんだらう...
石川啄木 「漂泊」
...』を口の中だけに言つて挨拶をすると、お吉は可笑しさに些(ちよつ)と横向いて笑つたが、『怎もお早う...
石川啄木 「天鵞絨」
...『名は怎でも可いから早く買つて来なよ...
石川啄木 「天鵞絨」
...『お八重さんは怎したべす?』と訊いた...
石川啄木 「天鵞絨」
...怎麼(いか)にも恩を被(き)するに似て...
巌谷小波 「こがね丸」
...……怎麼(いか)に他(かれ)獅子(しし)(畑時能が飼ひし犬の名)の智勇ありとも...
巌谷小波 「こがね丸」
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