...僕はかう云ふ小説は「通俗的興味はない」と言つた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...しかしそうしたところで別に大した興味はないからまずこのくらいにしておく...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この時代を離れては緑雨のこの句の興味はないが...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...新三郎は釣に往っても釣に興味はないので...
田中貢太郎 「円朝の牡丹燈籠」
...併し氏は例の唯物弁証法(西田博士や田辺博士が如何にして之を克服しようかと骨を折っている代物)に就いてはあまり興味はないと見えて...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...いわゆる茸狩という興味はない...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...一々春夫氏の文を引いて説明する程の興味はない...
直木三十五 「春夫偏見」
...僕に讀書の興味はないのであるが...
萩原朔太郎 「初めてドストイェフスキイを讀んだ頃」
...従ってあなた方がお書きになる小説のような興味はないかも知れませんが...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...神様だつて興味はないさ...
林芙美子 「浮雲」
...社會の事もあまり興味はないらしく...
林芙美子 「旅人」
...ミシンの娘さんのような興味はない...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...僕もここじゃよそ者だし、興味はない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...そんなら此方には少しも興味はない...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...狂人を描く興味はない...
牧野信一 「毒気」
...人の妻にでもなろうという程な年輩の女には最早こんな幼稚極まる遊びには全く興味はない...
牧野富太郎 「植物記」
...私には興味はない...
柳田国男 「故郷七十年」
...誰でもまにあう病気なんかに興味はない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
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売り子さん