...彼は去年、致仕された...
...彼の致仕は多くの人を驚かせた...
...致仕する前に、もう一度海外旅行に行きたい...
...彼女は定年を迎え、致仕の日を迎えた...
...父は致仕したが、まだ会社に出ることが多い...
...さきに内務大臣副島種臣は志を閣内の暗流にはばまれて憤然と致仕したが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...入るべき家がなければ致仕方がない...
辻潤 「ふもれすく」
...三十年致仕...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...致仕後の詩に「勧農総歴廿回春 馬歯俄然過二七旬一労似三羸牛倦二民用一飽如三老鼠食二官一雲南四郡看レ山遍 芸北三川度レ水頻 知道君恩無二極已一衰来還賜自由身...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...また個人として幸福の去ってしまった今日を悲観して致仕の表を奉った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...致仕(ちし)の左大臣に摂政を譲った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伊勢守正倫(まさとも)が十月六日に病に依つて致仕し子主計頭正精(かぞへのかみまさきよ)が家を継いだのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明和五年に致仕した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...寛政七年に致仕した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は早晩致仕して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鞠翁(きくをう)は其致仕後の称である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...元文三年に致仕した...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...辰盛は享保(きょうほう)十四年九月十九日に致仕して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...信順は四十歳で致仕して柳島の下屋敷に遷(うつ)り...
森鴎外 「渋江抽斎」
...小野氏ではこの年令図(れいと)が致仕して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...小野氏ではこの年富穀(ふこく)が六十四歳で致仕し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...良左衛門は責を負って致仕した...
山本周五郎 「初蕾」
...しきりに骸骨(がいこつ)を乞うて致仕(ちし)す...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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