...味解が合わないと、おいしくない食事になってしまう...
...味解が良ければ、同じ料理でも飽きずに食べられる...
...味解が分からない人もいるので、多少の工夫が必要かもしれない...
...好き嫌いが分かれる味解を考慮して、メニューを選ぶ...
...料理人は味解のバランスを大切にして、おいしい料理を作る...
...味解する資格がない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...今日はそのよさとわるさとを味解した...
種田山頭火 「行乞記」
...□現実を味解せよ...
種田山頭火 「其中日記」
...歯痛(苦痛は人生を味解させる)...
種田山頭火 「其中日記」
...日本人は梅干のありがたさを味解しなければウソだ...
種田山頭火 「旅日記」
...マッチ一本を大切にする心は太陽の恩恵を味解する...
種田山頭火 「物を大切にする心」
...日光のありがたさを味解する人は一本のマッチでも粗末にはしない...
種田山頭火 「物を大切にする心」
...吾々は之を意味解釈し得るだけである...
戸坂潤 「科学論」
...事物の有つ意味相互間の関係を意味解釈するための範疇組織である...
戸坂潤 「科学論」
...事物の意味の解釈と意味解釈された範疇の超歴史的体系...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...だがその十全な理論も単なる意味解釈のための論理であれば...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...こうした意味解釈のためだけの論理としてならば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...味解することの出来る程度に達していないものであることを思わせます...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...隣国の自然と社会生活、それから発して醸された隣国の気分感情を観察せず、味解せずして、支那及び満蒙と自国との交渉を円滑にすることは不可能である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...乏しいながらも私の持つてゐる或る味解をば...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...親鸞の教義を味解(みかい)してというよりも――親鸞自身が告白している死ぬまで愚痴鈍根(ぐちどんこん)のたちきれない人間として彼が――直ちに好きだったのである...
吉川英治 「親鸞」
...先生の味解の力は非常に豊富で...
和辻哲郎 「露伴先生の思い出」
...太い根のようにすべての味解をささえていた...
和辻哲郎 「露伴先生の思い出」
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