例文・使い方一覧でみる「自註」の意味


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...「欲(よく)無し故に靜(せい)」と自註(じちゆう)す...   「欲無し故に靜」と自註すの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...きょうよりのちは堂々と自註その一...   きょうよりのちは堂々と自註その一の読み方
太宰治 「創生記」

...故にこの「自註」は...   故にこの「自註」はの読み方
萩原朔太郎 「宿命」

...この私の覺え書的自註の中にも...   この私の覺え書的自註の中にもの読み方
萩原朔太郎 「宿命」

...其外祖父飯田翁(自註...   其外祖父飯田翁(自註の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...其引首と自註とを抄すれば下(しも)の如くである...   其引首と自註とを抄すれば下の如くであるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...名字は本文自註に見えてゐる...   名字は本文自註に見えてゐるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...」自註に云く...   」自註に云くの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...題の下(もと)にはかう云ふ自註がある...   題の下にはかう云ふ自註があるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...甫九歳」と自註してある...   甫九歳」と自註してあるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...茶山の詩の自註にかう云つてある...   茶山の詩の自註にかう云つてあるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...」題の下に自註して躄痿(へきゐ)の事を言ひ...   」題の下に自註して躄痿の事を言ひの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...」自註に「往年信恬数詣公夫人...   」自註に「往年信恬数詣公夫人の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...頸聯には自註がある...   頸聯には自註があるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...」自註に「余病後休酒三年...   」自註に「余病後休酒三年の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...自註に「近日同社少年輩学業頗進...   自註に「近日同社少年輩学業頗進の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...自註、芭蕉、宣長...   自註、芭蕉、宣長の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...「永富町(ながとみちやう)と申候處の銅物屋(かなものや)大釜(おほがま)の中にて、七人やけ死申候、(原註、親父(おやぢ)一人、息子(むすこ)一人、十五歳に成候見せの者一人、丁穉(でつち)三人、抱への鳶(とび)の者一人)外に十八歳に成候見せの者一人、丁穉一人、母一人、嫁一人、乳飮子一人、是等は助り申候、十八歳に成候者愚姪方(ぐてつかた)にて去暮迄(さるくれまで)召仕候女の身寄之者、十五歳に成候者(なりそろは)愚姪方へ通ひづとめの者の宅の向ふの大工の伜(せがれ)に御坐候、此銅物屋の親父夫婦貪慾(どんよく)強情にて、七年以前見(み)せの手代一人土藏の三階にて腹切相果申候、此度は其恨なるべしと皆人申候、銅物屋の事故大釜二つ見せの前左右にあり、五箇年以前此邊出火之節、向ふ側計(ばかり)燒失にて、道幅も格別廣き處故、今度ものがれ可申(まうすべく)、さ候はば外へ立のくにも及ぶまじと申候に、鳶の者もさ樣に心得、いか樣にやけて參候とも、此大釜二つに水御坐候故、大丈夫助り候由に受合申候、十八歳に成候男は土藏の戸前をうちしまひ、是迄(これまで)はたらき候へば、私方は多町一丁目にて、此所(ここ)よりは火元へも近く候間、宅へ參り働き度、是より御暇被下(おんいとまくださ)れと申候て、自分親元へ働に歸り候故助り申候、此者の一處に居候間の事は演舌にて分り候へども、其跡は推量に御坐候へ共、とかく見(み)せ藏(ぐら)、奧藏などに心のこり、父子共に立のき兼、鳶の者は受合旁故(かた/″\ゆえ)彼是(かれこれ)仕候内に、火勢強く左右より燃かかり候故、そりや釜の中(うち)よといふやうな事にて釜へ入候處、釜は沸上(わきあが)り、烟(けぶ)りは吹かけ、大釜故入るには鍔(つば)を足懸りに入候へ共、出るには足がかりもなく、釜は熱く成旁(かた/″\)にて死に候事と相見え申候、母と嫁と小兒と丁穉一人つれ、貧道弟子杵屋(きねや)佐吉が裏に親類御坐候而夫(それ)へ立退(たちのき)候故助り申候、一つの釜へ父子と丁穉一人、一つの釜へ四人入候て相果申候、此事大評判にて、釜は檀那寺(だんなでら)へ納候へ共、見物夥敷(おびたゞしく)參候而不外聞の由にて、寺にては(自註、根津忠綱寺(ちゆうかうじ)一向宗)門を閉候由に御坐候、死の縁無量とは申ながら、餘り變なることに御坐候故、御覽も御面倒なるべくとは奉存(ぞんじたてまつり)候へ共書付申候...   「永富町と申候處の銅物屋大釜の中にて、七人やけ死申候、一人、息子一人、十五歳に成候見せの者一人、丁穉三人、抱への鳶の者一人)外に十八歳に成候見せの者一人、丁穉一人、母一人、嫁一人、乳飮子一人、是等は助り申候、十八歳に成候者愚姪方にて去暮迄召仕候女の身寄之者、十五歳に成候者愚姪方へ通ひづとめの者の宅の向ふの大工の伜に御坐候、此銅物屋の親父夫婦貪慾強情にて、七年以前見せの手代一人土藏の三階にて腹切相果申候、此度は其恨なるべしと皆人申候、銅物屋の事故大釜二つ見せの前左右にあり、五箇年以前此邊出火之節、向ふ側計燒失にて、道幅も格別廣き處故、今度ものがれ可申、さ候はば外へ立のくにも及ぶまじと申候に、鳶の者もさ樣に心得、いか樣にやけて參候とも、此大釜二つに水御坐候故、大丈夫助り候由に受合申候、十八歳に成候男は土藏の戸前をうちしまひ、是迄はたらき候へば、私方は多町一丁目にて、此所よりは火元へも近く候間、宅へ參り働き度、是より御暇被下れと申候て、自分親元へ働に歸り候故助り申候、此者の一處に居候間の事は演舌にて分り候へども、其跡は推量に御坐候へ共、とかく見せ藏、奧藏などに心のこり、父子共に立のき兼、鳶の者は受合旁故彼是仕候内に、火勢強く左右より燃かかり候故、そりや釜の中よといふやうな事にて釜へ入候處、釜は沸上り、烟りは吹かけ、大釜故入るには鍔を足懸りに入候へ共、出るには足がかりもなく、釜は熱く成旁にて死に候事と相見え申候、母と嫁と小兒と丁穉一人つれ、貧道弟子杵屋佐吉が裏に親類御坐候而夫へ立退候故助り申候、一つの釜へ父子と丁穉一人、一つの釜へ四人入候て相果申候、此事大評判にて、釜は檀那寺へ納候へ共、見物夥敷參候而不外聞の由にて、寺にては一向宗)門を閉候由に御坐候、死の縁無量とは申ながら、餘り變なることに御坐候故、御覽も御面倒なるべくとは奉存候へ共書付申候の読み方
森鴎外 「壽阿彌の手紙」

「自註」の読みかた

「自註」の書き方・書き順

いろんなフォントで「自註」

「自註」の英語の意味


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