...恥かし乍ら自白すると...
石川啄木 「雲は天才である」
...或は自白する如く...
石川啄木 「雲は天才である」
...矢島が自白するまでは少しも判らなかったよ...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...痛い!」紙屑買いの自白するところによると...
中里介山 「大菩薩峠」
...自白すると、突然兄から捕(つら)まって危く死地に陥(おとしい)れられそうになったのも、実はこういう得意の瞬間であった...
夏目漱石 「行人」
...しかし自白すると...
夏目漱石 「こころ」
...自白すると、私の財産は自分が懐(ふところ)にして家を出た若干の公債と、後(あと)からこの友人に送ってもらった金だけなのです...
夏目漱石 「こころ」
...と云って正直を自白すると...
夏目漱石 「それから」
...自白すると僕は若い女ことに美くしい若い女に対しては...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...人の気がつきもしないのに自分の口から足がガクガクしたと自白する...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...二人の立ち廻りは今姉の自白するように受身のものばかりでは決してなかった...
夏目漱石 「道草」
...しかしその子供の前にわが非を自白する事は敢(あえ)てし得なかった...
夏目漱石 「道草」
...自白する犯罪よりはるかに大なるものである事は当然です...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...犯人がその犯罪をどんな風に自白するか...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...自白する妻の前で私は歎願しました...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...道教の信徒が老子を李耳などいはば眞の其徒でないと自白するに等し(阿毘達磨大毘婆沙論一八一)...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...世には知識よりもむしろ推量の上に立っていると自白する学芸が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こちらの頭の粗雑を自白することかもしれぬ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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