...自然なる教養の模範を持つてゐる民族は幸福である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...私たちは誰もが不自然なほど神経を尖らせて未だ知らざる何かを待っていた...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...これ程自然な事があろうか...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...不自然な位置を占めていた...
豊島与志雄 「古井戸」
...自然な欲求となるのである...
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」
...自分で自分を裏切るような不自然な態度が私を苦しめるのです...
夏目漱石 「こころ」
...バルナバスに侮辱された使者の仕事をやらせる以上に自然なことがあるでしょうか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...いかにも自然な表情だけだった...
久生十蘭 「肌色の月」
...唯その言葉遣ひの甚だ滑らかにおだやかに不自然な所のないのを私は尚ぶ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...――「此方が何か不自然な心持で見てゐるだらうか...
牧野信一 「思ひ出した事(松竹座)」
...その自然なものを扱う手法には...
宮本百合子 「音楽の民族性と諷刺」
...その自然な傾向のなかで...
宮本百合子 「女の自分」
...その自然な経過として...
宮本百合子 「現実に立って」
...自然な材料、自然な工程、素直な心、これが美を生む本質的力になる...
柳宗悦 「工藝の道」
...それは自然な風情である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その関係はごく自然なもので...
山本周五郎 「季節のない街」
...野の聖の自然な慈顏に親しむのとは...
吉川英治 「折々の記」
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