...如何に自己撞着に陥っているものであるかに就いては...
戸坂潤 「科学論」
...又は一イデオロギー内の理論的命題の内部的自己撞着として...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...谷のない山を考える如く自己撞着(どうちゃく)である...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...次第に個人環境のはにかみと孤立と自己撞着から解きはなされて現代史のプログラムに近づいてゆく...
宮本百合子 「あとがき(『二つの庭』)」
...どういう風に国際的な資本主義経済の自己撞着と戦争の矛盾を発見し...
宮本百合子 「生きつつある自意識」
...人間の性格や気質にいろいろの癖があったり自己撞着があったりするのも畢竟は...
宮本百合子 「家庭創造の情熱」
...バルザックの自己撞着と矛盾...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかしその論旨は自己撞着(どうちゃく)と偽瞞(ぎまん)に過ぎず...
吉川英治 「三国志」
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