...竈の上の自在鈎に掛け...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...自在鈎(かぎ)につるしてある鉄の鍋は火に煮立っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自在鈎のやくわんの湯がぽとツぽとツと煮えこぼれ始めた...
林芙美子 「うき草」
...自在鈎の掛かった大きな囲爐裡の側に胡坐をかいているが...
久生十蘭 「魔都」
...自在鈎には赤銅(あかがね)の大きな薬鑵が沸々とたぎり返っている...
久生十蘭 「魔都」
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