...自分の考えを言ってみた...
海野十三 「火星兵団」
...まず自分の考え通りに出来たから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...自分の考えというものを持つ必要がある...
中谷宇吉郎 「流言蜚語」
...実を云うと汽車賃の事は今が今まで自分の考えには毫(ごう)も上(のぼ)らなかったのである...
夏目漱石 「坑夫」
...自分の考えを纏(まと)めれば沢山である...
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」
...将来の日本の思想を一新するは自分の考えにあるぞという点に着眼し...
新渡戸稲造 「自警録」
...すべてが自分の考え通りにゆくものでない...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...そうしたら自分の考えも変るだろうと...
堀辰雄 「菜穂子」
...自分の考えと、警部のが同じと知って驚いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...ああ私は自分で自分の考えが分らないのです...
松永延造 「職工と微笑」
...自分の考えをよいこととばかり信じても行なえませんから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...佐佐はただ今かようかようの事があったと告げて自分の考えを述べ...
森鴎外 「最後の一句」
...しかし自分の考えではアクツ・アクトはともにアクタ(芥)の一方言である...
柳田國男 「地名の研究」
...自分の考えでは鹿飼は勢子(せこ)のことで...
柳田國男 「地名の研究」
...ただこれに関聯(かんれん)して自分の考えて見たいと思っているのは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それを試みに自分の考えで整理して見ると...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...大事にしろばまだ十五年や二十年はたっぷり使えるだ」私は自分の考えを述べようとした...
山本周五郎 「青べか物語」
...自分の考えかたがかたくなであり...
山本周五郎 「やぶからし」
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