...自分の位置から考えて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ロールズ氏は自分の位置を研究して見て...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...楽長が自分の位置についた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もしわたしたちが自分の位置を了解したならば...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...自分の位置を知り...
中島敦 「かめれおん日記」
...大きなものの中における自分の位置などは全然悟らずに...
中島敦 「狼疾記」
...私は爛酔(らんすい)の真最中(まっさいちゅう)にふと自分の位置に気が付くのです...
夏目漱石 「こころ」
...助けて下さい」お仲は自分の位置の恐ろしさを判然(はっきり)覚ったものか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分の位置であるべきもののような問方(といかた)をするのが小癪(こしゃく)にさわった...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...自分の位置からは御姿を拜する由もなかつた...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
...現在の貧弱な自分の位置に就いて...
林芙美子 「浮雲」
...環付螺釘(リング・ボールト)につかまっている自分の位置から離れることを承知しないのです...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...おそらくかれと同様な想像(そうぞう)をしたかもしれなかったが自分の位置としてわたしはそんな考えを持つのはまちがっていると感じた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...急速に新しい決定的な段階に突入しつつある田舎で寝ている兄さんにはその辺の認識が充分でないかも知れないわれわれは時代をその現実に於て掴みその中で自分の位置と力を客観的に置き据えどうすれば与えられた現実の中で真に進歩的であるかを考えなければならぬそれがわれわれの任務だ!」真剣に熱しながら...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...世間のものにも自分の位置をあやぶませるようなことが湧(わ)いてきた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分の位置の動かし難さを了解する...
山本周五郎 「落ち梅記」
...なんでもできる自分の位置でいながら...
吉川英治 「私本太平記」
...自分の位置を覚られる惧(おそ)れさえなかったら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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