...自分の位置が怪しくないことを信じさせたのだ...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...自分の位置で泰然と事務を執りつつ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大きなものの中における自分の位置などは全然悟らずに...
中島敦 「狼疾記」
...先つ自分の位置を定めねばなるまい...
長塚節 「我が庭」
...背中合せに坐っている自分の位置を考えると...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...但し左の幄舍の前方三分の一ぐらゐの所に在つた自分の位置からは...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
...真名古に通知してやった自分の位置から...
久生十蘭 「魔都」
...自分の位置に戻つて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そして更に判り難いのは自分の位置だ...
北條民雄 「独語」
...環付螺釘(リング・ボールト)につかまっている自分の位置から離れることを承知しないのです...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...自分の位置が分る危険を冒し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...わたしは自分の位置(いち)に責任(せきにん)を感じていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...むしろ彼を自分の位置に低めようとするのが普通である...
三木清 「人生論ノート」
...世間のものにも自分の位置をあやぶませるようなことが湧(わ)いてきた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...山上に立っている自分の位置もだんだん彼は忘れて来るのであった...
横光利一 「旅愁」
...じっと附着して自分の位置を守り...
横光利一 「旅愁」
...張は、予期しなかった敵にぶつかったのと、峰(みね)谷々のすさまじい鬨(とき)の声に、「はてな?」と、自分の位置を、危惧(きぐ)し出した...
吉川英治 「三国志」
...なんでもできる自分の位置でいながら...
吉川英治 「私本太平記」
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