...フランスのアラゴは良好な羅針盤を作って...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...屹度良好な結果が擧るに違ひないと信ずるから...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...彼は成績が良好な為め本署勤務を命じられた...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...概ね良好な道路だが...
石川欣一 「比島投降記」
...而(しか)して斯(かく)の如き良好なる政治的動力とは...
石川啄木 「渋民村より」
...漁史は結果のみを写して原因を写さざる戯曲を称して猶(な)ほ良好なるものと謂(い)ふ乎...
石橋忍月 「罪過論」
...良好な実質のある食物を...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「共産食堂」
...健康状態も至極良好なので...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...良好な有力な拡声機によって安全なる避難路が指示され...
寺田寅彦 「火事教育」
...こんなに同情に富んだ根本的には出来栄えの至極良好な社会の手によって...
戸坂潤 「社会時評」
...今その最も良好なるものを見るに二代歌麿の板画よりもかへつてよく先代歌麿の面影を忍ばしむ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これはウワートを保存し良好な状態にするのを助け...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...以前と同じく良好な報告だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...「元来土質良好ならざれども」――ただ次の点にのぞみをかけ...
本庄陸男 「石狩川」
...こんな良好なかつ優秀な対象物がまたと再び世にあろうか...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...数学教科書の極めて良好なものが成立し...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...これは大いに良好な傾向です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...天候条件が極めて良好な今...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索