...周圍の雰圍氣によつて養成された自分の世界に...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...自分の世界は呪はれたる世界である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...自分の世界もついには完成するだろう...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...唯一人自分の世界に居て...
石川啄木 「菊池君」
...あなたは御自分の世界をもっている作家です...
太宰治 「虚構の春」
...思い做しにも自分の世界が賑かになったようで...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...自分の世界の事を相手が全部知っているという仮定を置いての話であるからわかりにくいのであった...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...この象にはそういう自分の世界が恵まれていなかった...
寺田寅彦 「解かれた象」
...世界宗教は自分の世界観的存在理由を固執しているのは...
戸坂潤 「技術の哲学」
...自分の世界観――唯物史観――の博物学的・自然史的・基礎を見出したと云ったのはこの意味である)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...彼女はあたかも自分の世界にでもはいり込むように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の世界を自分で運んでるのだという気がした...
豊島与志雄 「未来の天才」
...わたしは急に自分の世界が深い淵に沈んで行くのを感じた...
北條民雄 「キリスト者の告白」
...自分の世界へ飛んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...自分の世界がはっきりしていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ひときわ自分の世界が暗くなった気がいたされます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分の世界へ往け...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...新しい舟で自分の世界にとび出してゆく...
柳田国男 「故郷七十年」
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