例文・使い方一覧でみる「腹の立つ」の意味
スポンサーリンク...全く死んだ妻の事をあれこれと批評されるほど腹の立つことはなかった... 
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「消えた霊媒女」
...からかわれたと腹の立つところだ...
高見順 「如何なる星の下に」
...いや保證して貰つた！・がちやがちやよ鳴きたいだけ鳴け・お彼岸のお彼岸花をみ仏に・何だか腹の立つ秋雨のふる・秋雨の一人で踊る・雨がふるので柿がおちるので九月十三日雨...
種田山頭火 「其中日記」
...一 腹の立つ元旦正月元旦（がんたん）というときっときげんが悪くなって苦（にが）い顔をして家族一同にも暗い思いをさせる老人があった...
寺田寅彦 「自由画稿」
...責任のある船頭にこんな質問を掛けられるほど腹の立つ事はないように...
夏目漱石 「虞美人草」
...君も腹の立つ事もあるだろうが...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...若いうちはよく腹の立つものじゃが...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「こんな人に監督される大工や左官はさぞ腹の立つ事だろう」健三はこう考えながら...
夏目漱石 「道草」
...娘やお月様は綺麗すぎたって腹の立つものじゃねえ」「何を下らない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は少し腹の立つことがあつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...決して腹の立つべき質（たち）のものではなかった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...それは全く腹の立つ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...腹の立つこと頻りである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...のんびりした馬鹿ばかりで腹の立つこと一と通りでない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...食った後で腹の立つやうなことはない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」これまでの詞（ことば）を腹の立つのを我慢しているような調子で言って...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...腹の立つことだらけだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...憎く憎くと取りなさるのじゃ』『腹の立つのは...
吉川英治 「山浦清麿」
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