例文・使い方一覧でみる「腕を組む」の意味
スポンサーリンク...（再（ふたた）び迸るごとき嘲笑）盗人は静かに両腕を組むと... 
芥川龍之介 「藪の中」
...而してぶツつり下を向いて腕を組むと遂に彼れの心の底の蓋が口を開（あ）いた...
有島武郎 「半日」
...自分の胸のあたりに両腕を組むようにしてそこらを撫（な）でるのだった...
海野十三 「西湖の屍人」
...眼の前にひろげられた月面図の上に腕を組むと...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...両臂（りやうひぢ）を張り手先を肩に預けないやうに腕を組むで...
薄田泣菫 「茶話」
...お夜食ですよ！ （シャムラーエフと腕を組む）話してあげるわね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...活版と親しく腕を組むことで...
中井正一 「壁」
...言葉を絶やすと共にそのまま腕を組む種彦の様子に...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...腰を下ろして我にもあらず腕を組むと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎ももっともらしく腕を組むのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎も尤（もつと）もらしく腕を組むのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...諦めきれないんだろう」「――」「だが五郎八を殺したのはどういうわけだ」銭形平次は死骸の前に高々と腕を組むのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...搜る工夫もないが――」と腕を組む外はなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「おや！ もしあなたがどうしたって腕を組む相手が要るんだったら...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そして三四人づつ腕を組むと...
槇本楠郎 「文化村を襲つた子供」
...コンクリートの王座の上に腕を組む鉄柵のこの空間...
三好達治 「測量船」
...腕を組むと家鴨の群のほうに顔を向けた...
山川方夫 「博士の目」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？