...そこで、ラザルスを亡き者にすることが出来ないまでも、せめては彼の顔から受ける恐ろしい印象を和らげる事ぐらいは出来るであろうという意見で、腕のある画家や、理髪師や、芸術家らを招いて、徹夜の大急ぎでラザルスの髭を刈って巻くやら、絵具でその顔や手の死びと色の斑点を塗り隠すやら、種々の細工が施された...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...外に手腕のある奴...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...女にかけてはなかなか手腕のある博士はうまく百合子を説きつけ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...腕のある料理番は...
薄田泣菫 「茶話」
...腕のある人が行く必要がある...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...腕のある人らしい...
種田山頭火 「行乞記」
...また一通りの手腕のあるものであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...それとも事実腕のある大男の剛の者か...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕のある芸者のないのに困っているところだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一本だけ不足だががんちゃんの腕のあるところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...がんりきの腕のあるところをお目にかけやしょう」と言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...大した腕のある男じゃねえが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...芸人や腕のある職人を可愛がって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藝人や腕のある職人を可愛がつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんな商売では腕のある冷酷な番頭は少々くらいの不都合があっても掛け替えがなかったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それだけ腕のある男を虫のように退治したのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...ご辺ほどな履歴と腕のある人物を...
吉川英治 「新・水滸伝」
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